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[2006.08.25]
■日米露の3ヶ国語でチンプンカンプン
武者祭の時に長刀隊で出場していたアメリカ人女性がいた。馬に乗せて写真を撮ってあげた縁で私達のコテージに遊びに来た。 
 
彼女はモンタナ州立大学4年生で、名前をキンバリー・ウイルキンソンという。伊達中学校の英語の先生として、1年間の予定で2ヶ月前に日本にやって来た。通称キムさんである。 
 



ご近所の芸術村のN画伯の奥さんのK子さんが用事があってコテージに来た。今日はN画伯は町の仕事で出掛けていて創作活動がお休みなので、モデルのロシア人のユーリアを観光に連れて行きたいと言う。 
 
彼女は絵のモデルとして1ヶ月間の契約でN画伯の家にやって来て、我々の隣のコテージに1人で住んでいる。 
 
それでは私がみんなを連れてニセコに行こうということになった。メンバーは我々夫婦、K子さん、ユーリア、それにキムの5人である。 
 
困ったことにユーリアはロシア語とフランス語しか出来ない。キムは英語と片言の日本語だ。我々とユーリアには共通語が無い。 
 
私の車に5人が乗り込み、洞爺湖(豆腐のワタナベ)、留寿都(みそまんじゅう)、真狩(カサブランカ)、ニセコ(アイスクリーム)と進み、観光と食べ物を楽しみ、帰りは同じ道を戻り昭和新山に立ち寄る。 
カッコ内は買ったり、食べたりしたもの。 
 
そこでは熊牧場、ガラス館を見学し、壮瞥の岩倉観光農園でサクランボ狩りをする。みんな社長が友達なので、全部無料だ。お土産まで付いた。 
熊牧場にタダで入り、サクランボをタダで食べている理由がユーリアにもキムにも判っていない。 
 
日本人以外はこの旅行はチンプンカンプンである。 
それ以前に、ユーリアには連れのアメリカ人女性が誰なのかも判らない。 
ただロシア人は熊が大好きなので(?)熊牧場では声を上げて喜んでいた。 
 
冒頭の右から2番目がK子さん、左端が私の女房だ。 
 
こちらは真狩村の有名人『細川たかし』像前でのスナップだが、どちらがロシア人で、どちらがアメリカ人かは言うまでもないだろう。 
でも、ユーリアもキムもこの像が何なんだか全く判っていない。 
 
 
(おまけの話) 
キムさんはモンタナから成田経由で直接、北海道にやって来た。 
東京には勿論行ったことがないが、彼女はニューヨークも行ったことがないと言う。 
 
5人の中でアメリカ人のキムさんだけがニューヨークを知らない。 
国際化というのはこういうことなんだろう。 
 
(今日出会った町の人達) 
熊牧場のI社長とI専務、観光農園のI社長、北糖のKさん夫妻、ゴルフ仲間のOさん夫妻、ラーちゃんの預け先のMさん夫妻、大雄寺住職、大きな体のHさん、元駒大付属苫小牧高校のS校長、税理士のSさん夫妻、お店の人達。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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