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[2018.11.20]
■北陸グルメ旅行5(おまけの写真) 
 
私の住むマンションの友人の話である。 
ここへ越して来て間もなく知り合った友人に、Xさんという人がいる。 
彼は私より8歳ほど年上であるが、とても元気だ。 
趣味はほとんど無く、証券会社の株式講演会に行くのが趣味と言えば趣味である。 
 
伊根漁港近くの岸壁で、若い女性3人が釣りをしていた。 


ある時、株取引の話になった。そしてXさんの話に驚いた。 
彼は10数年も前にまだ安かったソフトバンクの株式を買い、それを持ち続けた。 
その結果、金脈を掘り当てて、株式の時価総額が1億円になったところで売却してこのマンションを買ったのだそうだ。 
 
伊根のキャラクター「ふなやん」。 
 
 
Xさんの話に驚くと同時に、ソフトバンクの株主総会の孫社長の話の面白さを聞いた。 
その時はもうソフトバンクの株式は高かったので、私は株主総会で孫社長の話を聞くためだけの理由で1年前にソフトバンクの株式を買った。 
ソフトバンクの株主総会は、有楽町の東京フォーラムで行われるので、我が家からも近い。 
 
舟屋では「アオリイカ」の干物を作っていた。 
 
 
そしてソフトバンク株を買って初めて、6月にソフトバンクの株主総会に行ってみた。Xさんの言うように、確かに面白い。 
映像をふんだんに使い、分かり易い。 
 
会場は孫社長の熱狂的なファンの集いのような感じがした。 
株主総会から間もなく後に、ソフトバンク株が上がり出した。 
 
天橋立で「股のぞき」をしてみた。 
 
 
そして9月末には、タイミング良くかなりの額の含み益となった。 
これを売却して今回の北陸グルメ旅の費用に充てようと思い、家族には「思いっ切り贅沢な旅をしよう。もうこれが最後の家族旅行かもしれないから・・・・」と伝えた。 
私は3ヵ月前から自分で計画表を作り、豪華旅館を予約し、旅の準備を整えた。 
 
途中の乗換駅「浜阪駅」の待ち時間に町に出たら、イワシの干物を作っていた。 
 
 
あとは旅行に行く日だけを楽しみに待っていたところ、とんでもない事件が起きた。 
私とサウジアラビアという国は何も関係ないと思っていた10月2日に、サウジアラビアのジャーナリストがトルコの総領事館で暗殺されたのである。事件の詳細が明らかになるに連れ、私も無縁では無いことが分かって来た。 
 
第3セクターの京丹鉄道は単線でトンネルが多い。 
 
 
その理由はソフトバンクが立ち上げた「ビジョン・ファンド」にサウジアラビアが5兆円もの出資をしているからである。 
これでソフトバンク株は暴落し、私の持ち株はマイナスとなってしまった。ソフトバンク株の含み益で豪華旅行を予定していたので、これには参った。 
家族にも言えず、泣きながら北陸豪華グルメ旅に行って来たのであった。 
 
城崎温泉駅を降りると、旅館の下駄が飾ってある。 
 
 
(おまけの話) 
同じくマンションに住む知り合いの人(Yさん)の話である。 
彼は私より8歳年上で、とても愛想が良い。この人の経歴が怪しいのである。 
Yさんと知り合ってから、なぜか彼に気に入られてしまって、話をするようになった。そして株の話をするようになった。 
・・・と言っても、株式の売買の話ではない。 
 
若い女性が1人、遠くで何を思うのか?(鳥取砂丘) 
 
 
「橋本さん、私の別名はケチ山ケチ男なんだよ。もう20年以上も外食をしたことはない。私は一度も会社勤めをしたことが無く、人生を株式投資だけでやって来た」と変なことを言う。 
 
彼は常にダブルのスーツを着ていて、見るからに紳士である。 
「Xさん、いつもスーツ姿で、紳士ですねー」と私が言うと、「これしか持っていないんだよ」と、いつも同じ答えだ。 
 
砂の美術館の入り口では係員が新しい造形を製作中。 
 
 
今までに一度もXさんのスーツ姿以外を見たことが無い。 
マンションの前の掃除を自主的にしていたり、見廻り隊という女性グループに入り、マンションの内外を見て廻り、問題点を管理会社に伝えている。 
 
ある時、私は「なにか上がりそうな株は無いですかねー?」と言ったら、Mさんは「株なんて儲からないから止めておけ」と言った。 
なんだかよく分からないが、魅力的な爺さんである。 
 
帰りの大阪駅では名物の「きつねうどん」を食べた。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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