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[2019.02.01]
■パナマのゲイシャ 
 
「ゲイシャ」と聞けば、何を思うだろうか? 
殆どの日本人、いや外国人でも「芸者」と思うのが普通である。 
ところがそれとは違う「ゲイシャ」があった。 
昔の外国人から見た日本は「フジヤマ、ゲイシャ」だったが、それとは関係なくパナマの地名に本当に「ゲイシャ」という場所があるそうだ。 
 
東京駅丸の内口にあるKITTEビル。 


そのゲイシャを求めて、私は東京駅丸の内南口に出掛けて行ったのである。ここまで読んでも「何がなんだか分からない」と思われるだろう。 
そこで説明すると、「ゲイシャとは東京駅丸の内側にあるKITTEの中にあるカフェで飲めるコーヒー豆の種類」のことである。 
 
ロビー1階の「サザ・コーヒー店」。 
 
 
茨城県の人なら知っていると思うが、茨城県ひたちなか市に「サザコーヒー」という会社があり、そこが経営しているカフェで「ゲイシャ豆」のコーヒーが飲める。 
私は知らなかったが、茨城県では有名な創業50年の老舗である。 
まだまだ知らないことだらけの私は反省しきりである。 
 
店内にはパナマの民族工芸品が飾ってあった。 
 
 
サザコーヒーのホームページによると、【パナマ・ゲイシャはモカコーヒーの産地のエチオピアから直接アメリカ大陸に来た種類のコーヒー。 
品種に「モカ」というものもあるが「モカ」の名前の由来は、アラビア半島の紅海側にあるイエメンのモカ港である。モカ港を中心に紅海を挟んだエチオピアとイエメンで生産されたコーヒーを「モカ」と呼んでいた。 
パナマ・ゲイシャ は、パナマで発見された「超高級なモカ」のことである】。 
 
「GN-1」は1万2000円、「GW-1」は1万円(どちらも19グラムの値段) 
 
 
サザコーヒーはその珈琲豆「ゲイシャ」を隣国の2つの農園で育てているらしい。前置きはこの辺にして、そういう次第なのですぐにKITTEに行ってみた。 
 
店が狭いので、20分も並んで待った。 
キャッシャーの前で係員からメニューを渡されて驚いた。 
私は滅多なことでは驚かないが、今回ばかりは驚いた。 
 
店内で飲んでも、豆を買って帰っても、パナマ・ゲイシャは19グラムで 1万2000円。 
 
 
私の目当ての「ゲイシャ・コーヒー」は1杯、なんと1万2000円もする。ドトールコーヒーなら、55杯も飲める金額である。 
それではコーヒー豆だけ買って帰ろうかと思ったら、こちらはいつも私の買う200グラムで驚きの13万円もする。だから店の方も1杯分に小分けして、19グラムで1万2000円で売っている。 
 
私はケチって、1000円のコロンビア・ゲイシャを飲んだ。 
店内は高めのスタンド式の椅子席のみでで、ゆっくりは出来ない。 
 
 
ここまで来て引っ込みがつかないので、ゲイシャと名の付く「コロンビア・ゲイシャ」コーヒーを飲んだ。こちらは1杯1000円と安くて、なんだかすごく安いような気がしてしまった。 
 
コーヒーの味はどうかと言えば、私ごときでは良く分からなかった。「1000円だから、美味しいのだ」と自分に言い聞かせて飲む。 
世の中には不可思議なことが多い。 
こんなことで驚いているようじゃ、私も小者なのかもしれない。 
 
1杯1000円のコロンビア・ゲイシャのコーヒー。 
 
 
(おまけの話) 
KITTEに行った後に、虎ノ門ヒルズの近くにある蕎麦店「港屋」に行ってみた。愛宕山にある愛宕神社に行く途中にあり、いつも行列が出来ているので「なにかなー?」と思っていた店がこの日本蕎麦屋だった。 
 
店には看板も店名を書いたものも何も無い。 
だから知らない人は、洒落た個人住宅だと思うだろう。 
 
虎ノ門ヒルズの斜め向かい側にある「港屋」は、いつも入店待ちの行列が出来ている。 
 
 
11時30分の開店だと思い11時に現地に着いたら、開店待ちの列の7番目だった。時間より遅れて開店となり、寒い中を40分も待って店に入った。 
 
店の中は狭くて薄暗い。お洒落なバーのような雰囲気である。 
先払いシステムで、「冷たい」か「温かい」の2種類のどちらかを選ぶのだが、値段は870円だった。 
 
店内は薄暗く、老眼の私には蕎麦がよく見えない。 
 
 
レシートを持って奥に進み、キッチンでそれを渡す。 
目の前で蕎麦を茹でている。 
茹で上がると、トッピングに揚げ玉、海苔、ネギを山盛り乗せる。 
つけ汁は豚肉の塊がたっぷり入っていて、更に驚きのラー油入りである。 
 
テーブルの上にある生卵・てんかす・ねぎのトッピングは無料で、好きなだけ乗せられる。生まれて初めて日本蕎麦をラー油入りの汁で食べたが、これが意外に美味しかったのに驚いた。 
まだまだ私の知らない店が、東京にはたくさんある。 
 
蕎麦の量に圧倒される。(ISO3200で撮影) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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