■チューリップが20万本
桜の話題が続いているが、今回はチューリップである。 臨海副都心で「臨海副都心チューリップ・フェスティバル 2019】が開催されている。桜のお花見に飽きたので、チューリップを見に行った。
勝どき駅から都バスに乗って、終点の東京ビッグサイトで降りる。
愛犬を花壇の中に入れて撮影するマナーの悪い女性。
バスを降りるとほとんどの人達はビッグサイトへ向かう。
私だけが反対側の駅の方に進む。
駅の階段を降りる時に、すでにチューリップの植え込みが見える。
プリントして持参した案内書によると、20万本のチューリップが隣駅の青海駅まで植えられている。
テーマ「流れの花壇」
最初の花壇のテーマは「流れの花壇」だそうで、色とりどりのチューリップが流れるようなデザインでカーブを描いている。
散歩や写真撮影の人も来ているが、せいぜい数人である。
しかし人の入らない写真を撮りたい私には、それでも邪魔者である。
この日はどうしたことか、とても寒い。
そのせいで見物客も少ないのかもしれない。
この場所には9万本のチューリップが植えられているそうだ。
歩行者用の広い道を青海に向かう。
観覧車をバックに。
ヴィーナスフォートの巨大な観覧車が見える。
そこまでの道にはチューリップが植えられていないので、足取りも重くなる。横道に入れば小さな花壇があるが、疲れるので横道には行かない。
観覧車の近くに来たので、なんとかチューリップの写真を撮りたいのだが、なかなか良いアングルが無い。
ガンダムをバックに。
観覧車を過ぎると、遠くに人だかりが見えて来た。
そこには巨大なガンダムがあり、そのそばには沢山のチューリップが植えられている。
この場所のテーマは「調和の花壇」だそうだが、その意味が良く分からない。ここには10万本のチューリップが植えられているそうで、さすがに豪華である。
ガンダムの周りは外国人観光客が多く、みんな写真を撮っている。
アジア人は写真に写る時には、必ず派手なポーズをとる。
芸能人かモデルのようなポーズをするが、見ている方が恥ずかしくなる。
観光客と離れて誰もいない場所で1人でセルフタイマーで写真を撮ったが、私は笑顔以上のポーズはしない。
テレコムセンターをバックに。テーマ「調和の花壇」
(おまけの話)
今年のお花見も家族とは行かなかった。多分、誘っても来なかっただろうと、勝手に思っている。そこで「夕ご飯を食べに日本橋に行こう」と誘ったら、ご飯に釣られて付いて来た。
日本橋では3月15日から4月7日まで「桜フェスティバル」を開催している。日本橋には桜の木は少ないので老舗の商店主たちが企画して、街全体を電飾で盛り上げている。
仲通りの「サクラカーペット」
私の目当ては仲通りの「サクラカーペット」、福徳神社前の「The tree of light」、江戸桜通りの「桜ライトアップ」である。
仲通りのサクラカーペットは若手クリエーターの制作したインスタレーションというものだそうだが、あまり大したことはなかった。
The tree of light はデジタルアートで10万球のLEDが風や音に反応して刻々と色を変える仕掛けとなっている。
「The tree of light 」は刻々と木の色が変わる。(福徳神社の右隣)
桜ライトアップは例年通りで特に変り映えはしないが、これは一番美しい。夜の企画のせいか、見物客はあまりいない。
私が見に行ったのが平日の夜なので、多くの人は帰宅時間が気になるのだろう。
どんなイベントでも毎年行うとなると、費用とアイディアが問題となり、どうしてもマンネリ化するのは無料なのだから仕方ないことである。
江戸桜通りの「桜ライトアップ」。 (右側は三井住友銀行)