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[2019.07.05]
■ベトナムに行く(8)・・・・おまけの話
 
3年ぶりのホーチミン市の第一印象は「車が増えた」である。 
相変わらず公共交通手段はボロバスしかないので、一般の人達はほとんどバイクで移動している。 
 
しかし高齢者や外国人はとてもあの交通事情の中で、バイクを運転する技術も勇気も無い。そこで登場するのがタクシーである。 
 
ホーチミンではオヤジたちが小さなプラスチックの椅子を出して、道行く人を眺めている。 


タクシーと言っても、2種類あり、バイクと車である。 
バイク・タクシーはその辺にたむろしている「あんちゃん」や「おっさん」が運転手である。 
 
私は6年前に一度だけ乗ったことがあるが、事故が起きたらと思うと怖くて乗れない。一方で車は会社の経営だから安心と思いたいが、そうではない。 
 
なぜこんなに小さな椅子に座るのか、以前から不思議でならない。 
 
 
安心・安全の会社は2社くらいで、あとの会社は雲助みたいな者が運転手である。道を遠回りするなど当たり前だし、メーター以外の料金を請求されることもある。 
 
しかし言葉が分からないし、日本円に換算すれば大した金額でないので払ってしまう。これがまた悪質タクシーを増やす原因にもなっているのではないかと思う。 
 
「宝くじ売り」のオバサンが行く。どこでも普通に見られる光景だ。 
 
 
タクシーは日本のように「流し」はいない。 
空港、ホテル、ショッピングモール、道端で待機している。 
 
利用者は電話でタクシー会社に連絡すると、会社から近くにいる運転手に連絡が入る。そしてタクシーが来るという仕組みになっていて、値段も庶民が気楽に使える料金設定である。 
 
バイクに乗る人はみんなマスクをしている。(私も使ってみたが、あまり役に立たない) 
 
 
6年前に私が3ヵ月間滞在していた時は、学生でさえも気楽にタクシーを呼んでいた。 
久し振りにベトナムに行ったら、タクシー事情が大きく変わっていた。 
 
スマホを持っている人は、殆ど誰もタクシーを使わなくなってしまった。その理由がアメリカからWEB配車サービスの「ウーバー」がやって来たからだった。 
 
「Grab」のWEB配車アプリのインストール画面。 
 
 
スマホにWEB配車サービスのアプリをインストールしておけば、誰も簡単に利用できる。利用方法だが、WEB配車サービス会社を呼び出し、現在地と目的地を入力する。 
すると料金が示されて、一番近くにいる運転手の車が来る仕掛けになっている。 
 
料金も安いし、車が来る時間も早くなった。利用料金は銀行口座から引き落とされる。利用者には良いこと尽くめである。 
 
WEB配車サービスはバイクから始まった。いたる所にGrabのバイクがいる。 
 
 
その後、ウーバーはタクシー会社との裁判に巻き込まれて、嫌気が差したのか撤退した。いまはGRABという会社が大手で、バイクと車のWEB配車サービスを行っている。 
 
今回の滞在で会社の車以外を利用した時は、常にGRABを使っていた。 
日本はタクシー業界が大反対していて導入は難しいかもしれないが、消費者に便利なものは必ず入って来ると思う。 
 
右下はお客を乗せたGrabバイクで、お客にヘルメットを貸してくれる。 
 
 
(おまけの話のおまけ) 
日本に戻ってから、すぐにベトナムで撮影した写真の整理を始めた。 
「むしゃなび」に登録する為もあるが、ベトナムでお世話になった人達に写真付きでお礼状をメールで送信する為だった。 
 
Grabのトレードマークは「緑色のジャンパーと緑色のヘルメット」。 
 
 
私はベトナムには2台のカメラを持参した。1台はNIKONの一眼レフカメラで、もう1台はSONYのコンパクトカメラだった。 
最終日の昼頃にSONYのカメラで撮影しようとしたら、「メモリーが容量オーバーです」という表示が出た。 
 
それ以上は撮影出来なくなってしまったので、不要の写真を1枚づつ削除して容量を確保して撮影を続けた。そして家に戻って写真をパソコンに取り込んだ。 
 
の購入した「復元ソフト」。もう使うことは無いだろう)。 
 
 
その時にとんでもないことに気が付いた。 
16日の分の写真が無いのである。焦っていて、1枚づつの削除の時に15日分を一括削除してしまったらしい。その時は慌てた。 
友人達に「データ復元ソフトを持っていないか?」とメールで聞いた。 
 
ネットで調べたら、6000円以下で買えると分かり、友人からの返事も待たずにすぐに手配した。 
CDに収められたソフトが届き、それを使ったら復元出来た。 
冷や汗ものだった。 
「急いてはことを仕損じる」を絵に描いたような私だった。 
 
  お土産に買ったカップ・フォーとハチミツ。 
ハチミツは珍しいライチの花(左)とコーヒーの花(右) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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