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[2019.10.07]
■飛騨高山の旅(1)
(2016年10月06日) 
 
私の姉は岐阜県高山の人と結婚している。 
今は亭主も年なので、引退して悠々自適の生活をしている。 
 
高山の実家の両親は既に亡くなっていて、古い家を壊してモダンな感じの家に建て直し、今は別荘代わりに使っている。 
 
新装なったJR高山駅。 


最近のことだが彼と四谷でお茶をした時に、「高山に一緒に行こう」という話になった。そして10月5日に2人で高山に向かった。 
 
台風18号が進路を変えて、中部地方を横切るような予報が出ていたので心配した。しかし幸いに昼間は雨も風も大したことにはならなかった。 
 
改札口を出ると、広い通路の両側に高山祭で使う山車の部品が壁に飾られている。 
 
 
名古屋から高山本線に乗り換えて、2時間20分で高山に着く。 
久し振りに来た高山は駅舎が改築されていて、モダンな造りになっていた。 
 
駅に降りて来る観光客の半分以上は外国人である。 
あまりの人数の多さに驚いた。 
 
山車のカットモデル。 
 
 
駅から歩いて5分で義兄の家に着く。 
旅支度を解いてから、近くの日本蕎麦屋に行く。 
ここにも白人夫婦が来ていた。 
 
なんだかよく分からないで店に入ったらしく、メニューも英語版が無いので戸惑っている。 
 
私達が行った日本蕎麦屋(ここは美味しかった。値段は観光地価格で高い) 
 
 
蕎麦に付いて説明したら、彼らは「蕎麦抜きのてんぷら蕎麦」を注文した。なんだか変なことになって来た。 
 
いつまでも変な外国人の相手も出来ないので、家に戻り車で義兄の所有の山に行く。4000坪の山を彼は果樹園にすることを目指して、色々な実のなる木を植えてある。 
 
高山の木(朴葉・ほおば)・・・この葉に味噌を塗って火であぶると美味しい。 
 
 
栗がちょうど収穫の時期なので、手袋、イガ剥き棒、袋を用意して行った。 
 
ところが既に誰かに先を越されたらしく、残っていたのは虫食いが多く、バケツに2杯と思っていたのに、その5分の1くらいしか拾えなかった。 
 
少し残っていた山栗。 
 
 
帰り道に地元のスーパー「サトウ」に寄って、地元の名産の食品をかなり買う。そして拾った栗と一緒に宅急便で東京の自宅に送った。 
 
その後に温泉に行き、夕食は近くの中華の客家料理を食べに行く。 
ここは観光コースから外れた場所なのに、白人の観光客が2組も来ていた。 
 
高山はもはや、どこもかしこも外国人に占領されしまっている。 
せっかくユックリしに来たのに、あと6日間、外国人と過ごすのかと思うと気が重い。 
 
町を離れるとススキの穂が美しい。秋は近い。 
 
 
(おまけの話) 
高山はどこへ行っても外国人だらけである。 
夕方から近くのホテルの最上階にある温泉に、入浴の為に出掛けて行った。 
 
高山に家を持っている義兄は割引券を持っていて、1300円のところが850円で済んだ。フロントでタオルをもらって、6階の大浴場に向かう。 
 
高山駅前は外国人だらけ。 
 
 
大浴場でお湯に浸かっていたら、変な外国人が目についた。 
洗い場で水泳パンツを履いて体を洗っている。 
 
そして、やおらその水泳パンツを脱いだと思ったら、私のいる浴槽に入って来た。「入浴は裸で!」という日本のマナーは知っているようだ。 
 
蕎麦屋に入る白人のねえちゃん達。 
 
 
その時、ドアを開けて大柄な外国人が入って来た。こちらも白人である。 
腰にはテレビで芸能人がやっているように、バスタオルを巻いている。 
 
「どうするのかな?」と見ていたら、浴槽の淵でバスタオルを取ってお湯に入って来た。 
どちらも浴槽には裸で入って来たが、なにか上手く言えないが、違和感を覚えた。 
 
高山本線の車窓から。  
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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