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[2019.10.22]
■浅草~上野 ディープ散歩 
 
最近、読んだ本で「首都圏 住みたくない街」という本が面白かった。 
「首都圏 住みたい街」の反論の本で、次のような項目で点数を付けている。 
 
かなり悪意を感じるところもあるが、面白いし可笑しい。 
DQN、嫌悪施設、アウトロー、貧民、変態、勘違い、治安最悪、生活不便の8項目で合計点数を出して、順位を示している。 
 
「首都圏 住みたくない街」・・・★★★ 


本のページから「首都圏コリアタウン」と「バラック鑑賞」の2項目について、私は近い場所を選んで実地調査に行ってみた。 
 
今回は浅草から上野までの間を、散歩を兼ねてディープに調査して来た。出発点の浅草寺以外は、ありきたりの観光地は登場しない。 
 
   貸し浴衣屋。        雷門前で。  
 
 
仲見世通りを進み浅草寺に突き当り、そこを左折して少し行くと「ホッピー通り」という時代に取り残されたような飲み屋街がある。 
 
道路の上は藤棚になっていて、夏は日除けとなっている。 
昼間は分からないが、暗くなると韓国風の雰囲気になる。 
 
「ホッピー通り」(夜になると道路もテーブルを出して満席になる) 
 
 
浅草六区を旧吉原方面に進むと、少し寂れた「ひさご通り」がある。 
その途中を左折すると、そこは浅草のオールド・コリアタウンで、個人経営の焼肉屋が並んでいる。 
 
帰化人または在日の人には、済州島の出身者が多い。 
昔の済州島は朝鮮では貧しい場所で、しかも差別を受けていたので日本に稼ぎに来た人が多かったそうだ。 
 
東本願寺派本山東本願寺。      参道は広いが何も無い。 
 
 
六区から大通りを渡り東本願寺に向かうと、参道にバラック小屋が並んでいる。普通は参道にはお土産屋などがあるのだが、ここには無い。 
 
すぐ先は合羽橋道具街なので、もの凄く違和感を感じる。 
合羽橋道具街はパスして、上野方面に進む。 
 
左「SANYO」と右「SANKYO」(パチンコ機械メーカー) 
 
 
進行方向左側には仏壇屋が、軒を連ねている。 
更に進み上野駅が見えて来たら、適当に左折する。 
 
するとそこはパチンコ村となっていて、SANKYO、SANYO、HEIWAなどの大手パチンコ機械メーカーが並んでいる。SANKYOのショールームに入ってみたら、係の女性に「ここは一般の方はお断りです」と言われ、仕方なく外へ出た。 
 
韓国の金融機関もある。        キムチ通り。 
 
 
その近くには「キムチ通り」があり、焼き肉屋、キムチ屋、飲み屋がある。ソウルの裏町に紛れ込んでしまった感じになる。 
 
御徒町に出て、アメ横の発祥の電車の高架下の店を見て廻る。 
ここも在日の人が多い。 
 
そして最後に不忍の池の道路を挟んだ裏通りのコリアタウンを見て廻って、今日のディープ散歩は終った。 
 
昭和通りに面した紫色で有名な建物は韓国系ディスカウント・ストア「多慶屋」。 
 
 
(おまけの話) 
私が「焼肉」というものを初めて食べたのは、大学1年生の時だった。 
それまでは「焼肉やキムチなんて朝鮮人の食べ物」という親の教育方針のせいか、食べたことがなかった。 
 
その頃は小金井の焼き肉屋は駅の傍に1軒だけで、普通の人は行かなかった。子供心に、「朝鮮人は怖い」という風に感じていたのである。 
 
御徒町駅間の宝くじ売り場。     高架下のアメ横の店。 
 
 
大学の時に都内に住む友人のXさんに連れられて、都心の色々なところに行った。Xさんの彼女は旧吉原の中の「おにぎり屋」の娘で、私はその時に初めて吉原に足を踏み入れた。 
 
初めてXさんと焼肉を食べたのは、今回、紹介した上野のコリアタウンだった。今でも店名を覚えているが、その名は「新羅園」だった。 
 
覚えていなければならないことは忘れ、こんなどうでも良いことを覚えている。 
 
上野コリアタウンは焼き肉屋だらけ。 
 
 
社会人になってからは焼き肉が好きになり、色々な店に行った。 
良く行ったのは吉祥寺の李朝園、小金井の東八道路沿いのスエヒロ館だった。 
 
ある時、取引先の韓国からの帰化人のYさんから、無煙ロースターの試作を頼まれた。肉を持参して事務所の2階で焼肉を焼いた。 
しかし焼肉の知識に乏しい私では満足な無煙ロースターが完成せず、なんとなく終ってしまった苦い思い出である。 
 
ここには怪しい風俗店も多い。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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