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[2019.12.26]
■映画が好きだ(4)  
 
私は映画が好きだ。 
最初に映画を見たのがいつか思い出せないが、たぶん育った町の小金井だろう。昔の小金井には映画館が3軒もあった。 
 
大して大きくもない町なのに3軒もあったとは、昔の人はテレビが無い時代なので他に娯楽が無かったのだろうと思う。 
 



我が家から一番近かった映画館は「名画座」という名前で、洋画の専門館だった。いま思えば、古いアメリカ映画を上映していたようだ。 
 
高校生になると、西部劇が好きな友人達と日比谷へ映画を見に行った。 
それ以来、ズーと映画を見続けているが、いつ見ても楽しい。 
 
 
ここへ越して来てからは近くに多くの映画館があるので、見る機会が増えた。それに60歳以上はシニア割引があるので、これもとても嬉しい。 
 
今年からシニア料金が1100円から1200円に上がった。 
でも1時間半から2時間も楽しめるのだから、私は安いと考えている。 
 
 
 
今年、私が見た映画48本の内で、私が★を3つ以上付けた作品は14作品である。それは下記の映画である。 
 
「家に帰ろう」、「天才作家の妻」、「ファーストマン」、「運び屋」、「グリーン・ブック」、「誰もがそれを知っている」、「ピアッシング」。 
 
 
 
「北の果ての小さな村で」、「存在のない子供達」、「鉄道運転手の花束」、「ある船頭のはなし」、「YESTERDAY」、「家族を思う時」」、「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD」。 
 
それぞれの解説は私は専門家ではないので専門家に譲るが、多くの映画が私の好きな「ヒューマン物語」である。 
 
 
最近のストーリーには実話の映画化が多く、それも「本当!」と驚き楽しめる。一方でほとんど見ないのが「アニメ」と「CG多用」である。 
 
だから最近人気のアニメ作品の「アナと雪の女王2」やCD多用の「スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明け」などは興味が無い。 
この2作品は人気があるのか、TOHOシネマ日比谷では8スクリーンで上映中だ。 
 
 
ところで私が見た映画は色々なジャンルのもので、秀作もあり駄作もある。 
日本映画で心に沁みたのは「ある船頭のはなし」で、消えゆく渡し舟の船頭の日常を淡々と描いているだけであるが、私の好きな映画だった。 
 
昨年のベストワンを決めるのは難しいが、敢えて決めれば「天才作家の妻」かなー。 
夫の作家が有名になるが、実は妻がゴーストライターだった。 
そんな夫婦の心の葛藤を描いている秀作である。 
 
 
 
(おまけの話) 
ここで映画の料金を考えてみる。 
私は今年は48本の映画を見た。月に4本を見た勘定になる。良く行く映画館は「TOHOシネマ日比谷」、「ヒューマントラストシネマ有楽町」、「シネスイッチ銀座」などである。 
 
 
その他には「新宿武蔵野館」、「シネマカリテ新宿」、渋谷の「BUNKAMURA」など見たい映画があれば、どこでも出掛けて行く。 
どこでも料金はシニアで1200円である。 
 
そこで昨年の映画に使った金額を計算してみた。 
昨年は48本だから(48本×1200円=5万7600円)となる。 
 
 
しかしTOHOシネマの場合は6回見れば1本無料となる。 
1年間で半分はTOHOシネマだから、その計算は総本数の半分の24回の内の4回は無料で(57,600円−4回×1200円=5万2800円)となりそうだ。 
 
その上にマイレージで飲み物やポップコーンを無料でもらうから、かなりお得である。 
銀座で美味しいものを食べようとすれば3000円くらいになるので、私は映画を3本見る方が良いと思っている。 
 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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