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[2020.02.24]
■不要不急の人 
 
新型コロナウィルスの拡散が止まらない。 
新聞もテレビニュースもトップニュースとなっている。 
 
毎日、毎日、罹患者が増え続け、遂には感染経路も分からなくなっている。人から人への感染が起きているので、私達はどうすればいいのだろう? 
 
築地場外市場の路地はガラ空きだった。(2月18日) 


色々な大型イベントが中止になり、3月1日の東京マラソンは一般参加を取り消した。東京オリンピックの開催は大丈夫だろうか? 
また天皇誕生日の一般参賀も中止となった。 
 
政府はメディアを通じて、「不要不急の人は外出を控えて」と伝えている。「不要不急の人」と言うならば、その代表格が「私」である。 
 
店先の食い物屋もお客がいない。 
 
 
私の行動のほとんどは「不要不急」であるから、止めても特に問題は起きない。そこで月末に計画していた同級生との「新宿徘徊計画」は中止とした。 
 
そうかといって「何もやらずに家にいる」のは、私にとっては苦痛である。そこで感染をしないように、万全の準備と帰宅後の念入りな手洗いをして出掛けている。 
 
三越デパート前(2月18日) 
 
 
天気が良いので、2月18日に築地市場と銀座を歩いてみた。 
新型コロナウィルスの影響を、この2ヶ所の実地検分に行ったのである。久し振りに築地場外市場に行ってみて驚いた。 
 
いつもは市場の中の路地は外国人観光客で溢れていて、歩くこともままならない。それがどうしたことか、楽々歩けるし、人とぶつかることもない。 
 
銀座中央通り(木村屋の前から松屋デパート方面を見る) 
 
 
銀座に行ったら、ここも人がいない。 
外国人観光客もほとんどいないし、日本人も少ない。 
新型コロナウィルスが蔓延する前は、きっと「不要不急」の人ばかりだったのだろう。 
 
これで消費も落ち込み、景気も悪くなるだろう。 
私の現役の時も何度か大不況に遭遇したが、ここは耐えるしかない。 
観光客がいなくて、空いている東京も悪くない。 
 
仏像展の作品群(東京交通会館1F・パールルーム)(2月18日) 
 
 
築地から銀座へと歩いて、有楽町駅前の「交通会館」で開催中の仏像彫刻展「仏教的宇宙空間=癒し展」に出掛けて行った。 
仏像彫刻はここへ越して来る前の私の趣味であった。 
 
しかしマンションは以前の家よりかなり狭く、私は彫刻は諦めて写経に趣味を変えた。この仏像展は以前に仏像彫刻をしていた時の私の先生と、その第一弟子の展示会である。 
 
仏師・榎本宣道先生と。 
 
 
9年ぶりに会場で会った先生は、少し太ったが以前と同じく元気だった。私が生徒だった時には私のコネで、ハワイと北海道伊達市で仏像展を開いたこともある。 
 
9年というと長いようだが、先生に会ったら一瞬で昔に戻った。 
先生は6月には本も出版する計画だそうで、そこには私も登場するというので楽しみだ。 
 
一番弟子のSさんの作品。 
 
 
(おまけの話) 
出掛けようとしていたら、マンションの友人からメールが入った。 
「クルーズ船のにっぽん丸が晴海ふ頭に入港するのが見える。乗客は下船出来るのかなー?」とあった。 
 
現在の大きなニュースであるクルーズ船の「ダイヤモンド・プリンセス号」のことは私は知っていたが、「にっぽん丸」のことは知らなかったのでネットで調べてみた。 
 
晴海ふ頭に停泊中の「にっぽん丸」(2月18日) 
 
 
それによると【日本の客船「にっぽん丸」は1月16日に横浜港を出港し、太平洋横断クルーズでメキシコ、ハワイを経て、18日午前7時ごろ東京の晴海ふ頭に帰港した。当初の予定では、乗客はハワイで2度下船する予定だった」。 
 
「しかし新型コロナウイルスの感染拡大により日本政府の判断で2度目は下船が認められなかった。晴海ふ頭では、検疫官による乗客乗員の検疫が行われたが有症者はおらず、全員下船した】とあった。 
 
「にっぽん丸」総トン数/2万2472トン、旅客定員/534名。 
 
 
そこで仏像展の帰りにバス停で待っていたら、「晴海ふ頭行き」のバスが来たので、それに乗って晴海ふ頭に「にっぽん丸」を見に行った。 
にっぽん丸は着岸していたが乗船客はいないようで、作業員が荷下ろしをしていた。 
 
家に帰ってからネットで調べたら、全員が下船したとのことだった。 
ダイヤモンド・プリンセス号と違い、メキシコ、ハワイは新型コロナウィルスの発生が無い港だったので、簡単に下船が許されたのだろう。 
これでも私は不要不急の人だろうか? 
 
その時は船から荷下ろしの最中だった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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