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[2020.04.10]
■武漢ウィルス(16)・・・・緊急事態宣言の日に
 
3月7日夕方に政府は緊急事態宣言を発令した。 
それに対して東京都は【国が緊急事態宣言を行った場合に、都が施設やイベント主催者に要請する内容について】として、 
 
「基本的に休業を要請する施設、施設の種別によって休業を要請する施設、社会生活を維持するうえで必要な施設の3つの類型として、それぞれの施設の特性に応じた対応をお願いする」と発表があった。 
 
いつもの床屋で(有楽町) 


その時はまだ詳細が分からなかったが、小池都知事の話から「床屋」が入るように感じた。 
「そろそろ床屋に行かなければ」と思っていた矢先だったので、東京都が緊急事態宣言を出す前に床屋へ行こうと考えた。 
 
ただ私の行く床屋というのは地下1階にあるので、「密閉」であり、技術者が体を寄せて髪を切るので「密接」である。 
密集は無いが、3蜜の内の2つの蜜を含んでいる。 
 
床屋の技術者にプレゼントした手作りマスク。 
 
 
女房が「髪を切るだけで、顔剃りは止めたら?」と言うので、そうすることにした。そこで宣言の出る前の7日の午前9時前に、有楽町の床屋に入った。 
いつもは散髪の他にフェイシングといって、クリームで顔のマッサージも頼んでいる。 
 
だが今回はそれもしないので、支払額が少なくなるので気の毒と思い、女房の手作りのマスクを持参してプレゼントした。技術者のオバちゃん達が私の周りに集まって来て、「凄い。お洒落。嬉しい」と歓声を上げていた。 
 
どこでもビルの入口には消毒用のボトルが置いてある。 
 
 
床屋を出て自宅待機になっても困らないように、用事は全て今日中に済ませることにした。 
最初は図書館で、借りた本を返し、予約した本を引き取った。 
図書館を出たところで、霊柩車が停まっているので驚いた。 
 
「コロナで死者か?」と思ったが、よく考えたら運転手も黒服で防護服も着ていないので、普通の葬儀と分かった。 
今の時期は、何でもコロナに結び付けてしまう。 
 
こんな時に宝くじを買うのは、不要不急か? 
 
 
次に向かったのが、コーヒー豆屋で、ここで少し多めに豆を買う。 
その次の用事は三越デパートで、いつもの食パンを買うには時間が早過ぎる。 
 
そこで向かいのドトール・コーヒー店で休むことにした。 
借り出した本をしばらく読んでから、築地本願寺にお参りし銀座に向かう。 
 
靴磨きをする不要不急の人(有楽町駅前) 
 
 
途中で見掛ける中小・零細飲食店はコロナ騒ぎでお客が来なくなり、苦肉の策で「テイクアウト出来ます」と俄か造りの貼り紙を出している。 
ベトナムのフォー屋も出していたが、どうやってテイクアウトするのかなー? 麺が伸びちゃうよなー。 
 
11時の開店の少し前に三越デパートに着いた。 
時間になり美しいドアガールのお出迎えを受けて、地下2階のパン売り場に急ぐ。 
 
銀座通りは閑散としている。 
 
 
これでもう用事が全て終り、明日からの「ひきこもり」も大丈夫だ。 
銀座通りは仕事の車ばかりで、台数は変らない。でも人通りはかなり少ない。横道に入ると、かなりの人数の人達が歩いている。 
 
みんな用事があって、先を急いでいるように見える。 
不要不急で写真など撮りながら歩いている人は、私以外にいない。 
さあ、明日から銀座はどうなるか?、また私はどうなるか? 
 
築地川公園は桜が最後の花を咲かせていた。 
 
 
(おまけの話) 
小池都知事が「不要不急の方の外出はお控え下さい」と言っている。 
そこで「不要不急」とはなにか?と、真面目に考えた。 
私が床屋に行くのは「不要不急か?」。 
 
図書館は?、コーヒー豆屋は?、三越デパートは?、と考えると、自分では分からない。人によって「不要不急」は違うからだ。 
 
「イスラム教の論理」★★★(ドトール・コーヒーで) 
 
 
次に「不要不急」の意味を調べてみた。 
すると「重要ではなく、急ぎでもないこと」と出ていた。 
東京都の小池都知事は「読んで字のごとく。きょう行かなければならないのか、 
 
明日行かなければならないのか、ということであり、そういう観点からの仕分けもある」と話した。 
これでは私に当てはめると、なんだかよく分からない。 
 
「フォー」のテイクアウトが出来るベトナム料理店。 
 
 
そこで次に「不要不急の反対語はなにか?」を調べてみた。 
そしてビックリした。反対語は無いのであった。 
因みに「不要」の反対語は「必要」、不急の反対語は「火急」だった。 
 
すると「不要不急」の反対語は、「必要火急」で良いかもしれない。 
まあこんな話はどうでもいいのだが、よく考えてみたら私自身が不要不急の人だった。 
 
まだ早い時間のせいか、パン屋はお客が少なかった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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