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[2020.07.12]
■武漢ウィルス(58)・・・飲食を伴う接客業
 
新型コロナウィルスの感染者が増え続けている。 
私は夕方のTV ニュースで、「今日の東京都の感染者数」を確認し、それを手帳に書き留めている。 
 
でもそれには特に理由は無い。 
コロナ騒動はすぐに収まると思って、最初の頃に気になって書き留めたのが今でも続いているだけだ。 
 
(写真は7月10日に行われた、近所の臨港消防署のヘリコプターの離着陸訓練の様子です) 
 
左はオリンピック村、その右が臨港消防署、奥にレインボーブリッジが見える。   


5月後半には東京の感染者数が1桁になり、「そろそろ終息かな?」と思った。ところが東京アラートが解除された頃から増え始め、7月2日には100人を越え、9日には200人を越えるまでになってしまっている。 
 
多くの感染者は20代と30代のようだが、政府発表でも小池都知事の発表でも「接待を伴う飲食業で感染している」と言っている。 
 
木場のヘリポートを出たヘリコプターは臨港消防署を通り過ぎた。 
その後、浜離宮辺りで旋回して戻って来た。 
 
 
私にはこの「接待を伴う飲食業」というのが、よく分からない。 
これをネットで調べたら、「接待を伴う飲食店」を規制の対象としているのが風俗営業法である。 
 
その業種は「キャバレー、待合、料理店、カフェーその他設備を設けて客の接待をして、客に遊興又は飲食させる営業」と定義している。 
ここにレストランが含まれるのか、私には分からない。 
 
        レインボーブリッジの手前を飛ぶ 
 
 
では「接待とはなにか?」と言うと、それも決められている。 
それは「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により、客をもてなすこと」だそうだ。 
 
更に「会話やサービス等、慰安や歓楽を期待して来店する客に対して、通常の飲食店の範囲を超える程度の会話やサービスを提供する行為」となっている。そうなると、飲食を提供しない風俗業は含まれないのかな? 
 
             臨港消防署に向かう  
 
 
でも実際は3蜜の代表格のような、風俗業で感染者が増えているように私には思えるのだが・・・・。 
接待を伴う飲食業で感染者を多く出しているのはホストクラブで、そこに通うお客は風俗嬢だとなにかに書いてあったような気がする。 
 
私は酒を飲めないので、夜の街も接待を伴う飲食業も縁が無いので心配無い。でも酒飲みは飲んでしまえば気が大きくなり、つい札びらを切り女性に密着したくなるようだ。 
 
      中央右上のゴミのように見えるのはヘリコプター 
 
 
もう4ヵ月近くもこの生活を続けていて、更にいつになったら終息するのかも分からないので、感染者数が増えるのは自粛が我慢の限界を越えてしまった結果なのだろう。 
 
今回のコロナウィルスに関しては世界中で色々な研究が行われている。 
その中でAIを使って死亡者数を予測したものがある。 
 
           臨港消防署の屋上に近付く 
 
 
全米における新型コロナウイルスの死亡者数でもっとも正確に予測していたのは、ヨーヤン・グーという独立系のAI研究者が開発したモデルだった。 
 
彼のAIによる予測では、日本の11月1日時点の感染者数は最小で8万6,238人で、最大では158万4,027人である。 
 
同じく死亡者数は最小で981人、最大で2,738人である。 
よく覚えておいて、11月1日の結果を見てみよう。 
これでまた、手帳に書き続けなければならなくなった。 
 
      旋回して反対側から屋上の(H)マークに着地する 
 
 
(おまけの話) 
「天災は忘れた頃にやって来る」という言葉があるが、最近は忘れない内にやって来ている。 
テレビのインタビューで、「ここに50年も住んでいるが、こんなことは初めてだ」と答えている場面をよく見るようになった。 
 
最近の気象はどこかオカシイ。 
被害に遭われた方は、本当にお気の毒で言葉も無い。これが自分だったら、もう年だし再起が出来ないと思う。 
 
          上空でしばらくホバリングする 
     機種はイタリアのアグスタ・ウエストランド製のAW189 
 
 
天災ではないが、忘れた頃にやって来たニュースがあった。 
3月後半にロサンゼルスに住む女房の従弟に新型コロナウィルス対策用にと思い、女房が手作りのマスクなどを航空便で送った。 
 
それが1ヵ月経っても、2ヵ月経っても着かなかった。 
どこかで紛失したか、アメリカの郵便関係者が横取りしたんじゃないかと思っていた。3ヵ月経っても届かないので、もう諦めて「アメリカって全く!」と怒っていた。 
 
           臨港消防署の屋上に着陸した 
 
 
ところが3ヵ月半も過ぎた7月10日に、ロスの女房の従弟からメールが届いた。 
 
『驚き!、今日の夜9時半、ドアを開けてみると、小包が置かれていました。なんとあのマスク小包が届いたのです。良かったー。開けてみると、楽しく美しいデザインのマスク、手袋、ご飯に振りかけ、液晶用クリーナー、メモ、この単調なる日々、これはとっても嬉しい贈り物です』とあった。 
 
アメリカのコロナ感染者は1日に5万人を越えている。 
そんな中で一生懸命に配達してくれた郵便関係者には、「疑って、ごめんなさい」。 
 
   着陸後2~3分で離陸して去って行った。これを3回繰り返した。 
 
 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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