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[2020.08.14]
■熱中症にも負けず
 
お盆休みに入った。 
政府が「Go to トラベル」キャンペーンをやる一方で、地方自治体は「来ないで!」と言う。どちらの言い分も分かるので、どうすればいいんだろう。 
 
私も女房も東京生まれ、東京育ちで地方に親戚がいない。 
だからお盆休みに帰省するという経験が無い。 
 
8月11日の午前中は、この季節には珍しくスカイラウンジから富士山が良く見えた。 


 
そんなわけで、私はお盆休みには関係なく東京にいる。 
私の生活はいつもと何も変らない。 
 
変るのは気持ちだけで、「暑くて、出掛けるのが億劫」ということくらいだ。毎年、夏になると「今年の夏はいつより暑いなー」と感じる。 
 
有楽町駅前の交通会館では、暑さ対策でミスト噴霧を行っている。 
 
 
子供の頃も同じように思っていた。 
小学校の夏休みには貫井のプールに行っていたが、その時に母親が言った。「暑いから、日射病に気を付けなさい!」。 
 
また子供心に「脳膜炎に気を付けよう」と思っていた。 
それがいつの頃からか覚えていないが、「日射病」が「熱中症」に変った。 
 
築地市場の「漬物屋」の女将さんに、Tシャツを褒められた。「女房が作った」と言ったら、「いい奥さんですねえ」と言われて照れた。 
 
 
この言葉「熱中症」には常々、違和感を覚えている。 
「熱中」とは「趣味に熱中する」とか、「仕事に熱中する」というように使う言葉で、「暑さに熱中」するわけでもないのに変ではないかと思っている。 
 
この他に最近の言葉で「見える化」が気に入らない。 
動詞に「化」を付けてはいけない。 
「見える化」は正しい日本語に、「可視化」という言葉がある。 
 
      築地市場は暑さとお盆休み前で、閑散としていた。 
 
 
話は色々と飛ぶが、8月12日に日航機が愛鷹山に墜落して35年が経ったとニュースで知らせていた。この事故で坂本九が亡くなったことも思い出させられた。なんと坂本九が生きていれば、彼と私は同い年だった。 
 
彼の歌ったヒットソングの「上を向いて歩こう」が「SUKIYAKI」というタイトルで、1963年にアメリカのヒットチャートで1位になった。 
1964年に私がNY博で働いた時には、この歌はまだ人気があった。 
長生きすると、思い出すことが増えて来る。 
 
    「はいばら」のうな重「竹」/3000円(税込み)は安い。 
 
 
「今日は何をしようかな?」と思っていたら、女房が「築地で奈良漬けと鰹節を買って来てくれない?」と言った。 
 
丁度良い仕事が出来たので、ついでに「暑さに負けないように、栄養を付けよう」と思い、「うなぎ」を食べることにした。 
築地の「うなぎ屋」なら「はいばら」である。 
築地市場は暑さのせいか、通路にはお客がいない。 
 
        築地本願寺はコンクリート造り。 
 
 
「はいばら」に行って驚いた。店は満席で、入店待ちのお客が5人もいた。一応のコロナ対策として、「4人掛けの席に2人」、「2人掛けの席に1人」としていた。 
私は「うな重」の「竹」を注文した。メニューは3種類で、2500円、3000円、4000円である。 
 
私の注文した竹は3000円だったが、いつも行く野田岩の5000円に負けていない。 
しかも「はいばら」は「肝焼き」が付いた上に税込みだが、野田岩はサービス料と税金が付くので6000円を越える。 
今後は「はいばら」にしようかと、迷っている。 
 
         入口のサーモセンサーで体温測定。 
 
 
(おまけの話) 
築地で買い物と食事を済ませてから、築地本願寺に行った。 
少し前にテレビ番組の「カンブリア宮殿」で築地本願寺が取り上げられて、「オンライン法要」のことを放映していたからだ。 
 
しかし暑い! 築地本願寺の境内には日影が無い。 
しかも本堂は木造ではなく、コンクリート造りなので、なおさら暑く感じる。 
 
         「堂内ライブ配信中」の看板が。 
 
 
ニュースによると、8月3日~9日の熱中症による救急搬送状況が発表されたが、1週間に熱中症で救急搬送された人数は、全国で6664人もいたそうだ。 
 
本堂に入ると冷房が効いていて、ヒンヤリして気持ちが良い。 
入口でサーモカメラで体温を測定している。 
その横では「堂内ライブ配信中」の看板が出ている。 
 
          入口から本堂内を見る。 
 
 
築地本願寺からのお知らせでは、「オンライン法要はZOOMを利用。 
時間は30分で3万円」と出ていた。時代の変化をお寺で感じた。 
 
私は前の方の席に座り、静かに時を過ごす。 
次から次へとお参りの人が訪れて、大きな賽銭箱にお金を投げ込む音がする。仏壇の前では法要をしている家族がいる。 
この場所、この時が私は気に入っている。 
 
          丁度、法要の最中だった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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