伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:2] [昨日:4] [75] rss feed
[2020.08.15]
■ベトナム(25)・・・マンゴスチンの生る木
(2013年8月7日) 
 
 
私は果物が好きだが、この国では特にマンゴスチンが好きである。 
マンゴスチンはベトナム語では「XXー」と言う。 
そこで生徒達に「日本では卑猥な言葉だから、絶対にXXコーと言うな!」と教えている。 
 
マンゴスチンが生っている木。 


生徒の1人がマンゴスチンのある田舎に住んでいることが分かった。 
そこで私は「マンゴスチンの実っているところを見たい」と言ったら、 
具合の良いことに彼女の家は果樹園を経営していると言う。 
 
マンゴスチンの木の前で。 
 
 
ある日の土曜日に車を雇い、生徒7人で彼女の故郷へ行くことになった。学校から2時間ほどで、彼女の家に着いた。 
家族はご主人と両親の4人家族で、田舎としては立派な家に住んでいる。 
 
後で聞いたが、彼女は嫁ぎ先の両親には内緒で、日本に実習生として行くのであった。 
 
昼食に用意されたご馳走。 
 
 
家に着きすぐに昼食となったが、日本人の先生が来るというので、かなり頑張ってご馳走を用意したのではないかと思う。特に「焼き豚風」の物が美味しかった。この国では先生は偉いのである。 
 
食後に彼女の家の果樹園に向かう。 
着いたところはただの雑木林だった。 
果樹園と聞いていたので、日本の果樹園を想像していた私には想定外の風景だった。 
 
果樹園という雑木林を進む。 
 
 
雑木林を進むと、「これがマンゴスチンの木です」と言われた。 
良く見ると、葉の間から青い果実が見える。 
確かにマンゴスチンの形はしているが、私の想像していたものとは違う。 
 
マンゴスチンは青い内に収穫し、3~4日経つと食べ頃になるのだと言う。日本語が満足でないので、全ての情報は「そうらしい」ということになる。 
 
マンゴスチンは青い内に収穫するらしい。3~4日経つと、色が紫色になり食べ頃となる。・・・らしい。 
 
 
ランブータンも生っている。隣の木からはドリアンがぶら下がっていた。コーヒー豆も植えてある。 
これ等が全て雑然と植えてあるので、私には果樹園とは思えない。 
 
ドリアンは枝からいきなりぶら下がる。 
 
 
日本の果樹園を見習い、マンゴスチンは枝を曲げて低くして収穫し易いようにしたい。 
同じ種類の果樹は1ヶ所に一列に植えて、見栄えも良くしたい。 
・・・などと、現地の事情も知らずに私は勝手に考えた。 
 
ランブータンは現地語で「チョムチョム」と呼ぶ。 
 
 
(おまけの話) 
帰りは道が混んで3時間も掛った。 
その間はズーと日本語の練習をさせられるので、相当に疲れる。 
 
ホテルに付いてお土産のマンゴスチン50個、ランブータン200個、ドリアン2個を生徒が部屋に運んだ。これを月曜日に学校に持って行く。 
学校は近いのに、タクシーでないと運べない量である。 
 
途中で雨が降って来たので避難小屋で休むが、その時も日本語の練習。 
 
 
生徒が言った。「先生、夕食を一緒に食べましょう。私達がお金を出します」。そこでお誘いに乗って、レストランに行った。 
「COM CHAI」と呼ぶ現地の精進料理である。 
 
入り口でご飯の盛られた皿を受け取り、大皿にある野菜料理を指差して載せてもらう。これにスープが付いて来る。 
初めて食べたが、まあまあの味だった。 
 
コーヒー豆は赤くなると収穫する。 
 
 
値段は1人前1万9000ドン(95円)だった。 
現地の人達は毎日、この程度の食事をしている。 
 
食べ終って私はお礼を言った。 
すると生徒達は口々に私に日本語で言った。「私達の気持です」。 
 
生徒の家で全員集合。 
真ん中の女生徒の右がご主人で、彼の実家で義理の父母と生徒達。 
 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(0)

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
URL:
*コメント:
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
ブログ検索
最近のスナップから
2月の山中湖 
 
丸ビル方面の夜景 
 
ラーちゃん