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[2006.10.11]
■北のスロウライフ
2007年問題というのがある。 
その年に団塊の世代のサラリーマンが大量に定年を迎えるのだそうだ。定年後も働き続ける人もいるし、定年も延長されるだろうが、でも、かなりの数の人達が引退することは確かだろう。 
 
私の友人達の中ではサラリーマンをしていた者は殆ど引退した。 
だが、中小企業経営者はいまだに息子にも跡を譲らず頑張っている。 
ボケ防止にはいいのかもしれない。 


私は幸いに息子がいなかったので引退することが出来た。そして、いま夏の間だけ伊達市に来て女房と老後の生活を送っている。 
 
伊達市も首都圏から元気な年寄りに来てもらい、人口を増やし、お金を使ってもらい、それで町の活性化を狙っている。 
私は町の許可も無いのに、勝手にその片棒を担いでいる。 
 
伊達市の許可を得て片棒を担いでいるのがアップ・デイトという会社だ。その会社のY氏とは私は仲良くしている。東京・文京区出身の彼とは波長が合う。 
 
その会社が『北のスロウライフ』というホームページを立ち上げて、移住・定住の希望者に報を提供している。http://www.kitano-slowlife.jp/ 
 
私はその北のスロウライフを実現すべく、この町に4年前にやって来た。ところが、生来の性格が災いしたのか、毎日が忙しい。 
 
この素晴らしい町を全国にPRしなくてはならないという勝手な使命感に襲われてしまっている。ところが思わぬアクシデントで骨折をしてしまい、それでやっと北のスロウライフに入ることが出来た。皮肉なものである。 
 
 
(おまけの話) 
スロウライフというのは元気な内は出来ないものだ。 
私は東京に居る時の方がスロウライフをしている。 
趣味の仏像彫刻も材料を沢山持参したのに、忙しくてやっていない。作詞も出来ていない。 
 
東京に戻ったらスロウライフを実現しよう!せっかちな私がスロウライフをするのは難しいと思うので、これがスロウライフかな?と思い形だけやってみた。 
温泉写真は豊浦町のしおさい温泉である。天然掛け流しで、泉質は硫酸塩で鉄分を多く含んでいて、源泉温度は46度である。気持ちいいですよ。 
 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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