■桜ウォッチャーから報告(井の頭公園)
桜の満開が遅れている。 それでも以前からY君と約束していたので、井の頭公園の桜の撮影に行く。
やはり私の思ったように、満開には少し早い。(3月30日)
吉祥寺駅で待ち合わせた時にY君はどこかに電話している。そして間もなく現れたのが、Y君の学生時代の後輩だという女性2名であった。
傍から見ると、なんだか老年カップル2組みたいになってしまった。Y君を含めて、あとの3人はみんな連れ合いを亡くして、今は独身である。
私だけがまだ連れ合いが居るという、妙な感じのグループとなり落ち着かない。
私の今年の井の頭公園のテーマは『ボートに乗って、水上から桜を撮る』というものである。私は1人で30分で600円の足漕ぎボートを借りて池に出る。
はやり岸辺からの写真より水上のからの写真の方が構図が良い。
写真撮影を終り4人で昼食となる。
話題は昨年に独身になったばかりのY君の生活指導となってしまう。3人掛かりで生活指導をされたんじゃ、Y君も堪らない。
もうこの年になると、先輩も後輩も無いようで、女性の方が強くなるのは仕方ない。
その後、彼女達と別れて我々は千鳥ヶ淵の桜撮影に向かう。
(おまけの話)
吉祥寺という名前が全国区になったのは、漫画家の楳図かずおのトレードマークの真っ赤なストライプ・ハウス事件からではないだろうか?
近隣の住民に『そんな色は住環境破壊で迷惑だ!』と訴えられたのである。
その後、裁判を通してその真っ赤なストライプの家は無罪放免となった。住民が敗訴したのである。
その問題の家が井の頭公園のすぐ近くにあるので、見物に行った。
このような行動は理性的な大人としてはすべきでないとは分かっているが、遠くに住む伊達市の皆さんの為に行ってしまった。
赤ストライプの楳図邸
私が見た感想である。(人によって感じ方が違うが・・)
私はそれほど問題になるような家ではないと感じた。
もっと酷い形をした家や、色の問題ではなく、全国的に生息しているらしい悪臭を放っている『ゴミ屋敷』なんかの方がずーと迷惑を掛けていると思う。
そう感じるのも、楳図ファンの女房を持っているからかもしれないなー。