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[2009.04.09]
■生きるとはワクワク、ドキドキすること
瀬戸内寂聴さんの講演会があると知った。 
そこでその聴講を申し込んだら、運良く抽選に当たった。 
 
そこでいつもの付き合いの良いY君を誘って一緒に聞きに行った。今回の演題は『ケータイの世界に入って見えたこと』というもので、瀬戸内寂聴さんが携帯小説を書いていたという話である。 
 
瀬戸内寂聴の講演会 


彼女の話では『80歳を過ぎた頃からワクワク、ドキドキすることがなくなった。生きるということはワクワク、ドキドキすることである。そこでなにかないかと探して見付けたのが携帯小説であった。』 
 
増上寺 
 
『携帯電話の取り扱いから勉強して、ペンネームをパープルと名乗り、若者向けの(あしたの虹)という小説を携帯電話のサイトに書き続けた。』 
 
『携帯小説は購読料が無料なので原稿料は入らないが、久し振りにワクワク、ドキドキした。 
今では570万もの接続がある。本になる小説でも10万部も出れば成功という世界で、携帯小説は驚くべき世界だ。』というような話をしていた。 
 
東京タワー 
 
いま彼女は86歳だというが、その年齢は私の母が亡くなった年齢である。驚くような若さと元気さである。 
 
会場には色々な聴衆が来ていたが、その中に乳飲み子を抱えた母親が3組はいた。 
講演会の途中で、その子供が飽きたのか、泣き出した。 
今どきの母親は他人の迷惑なんか考えないで、自分のしたいことに子供を連れて参加する。 
 
私がその頃には、そんな失礼なことはしなかった。 
携帯小説が読まれているという時代背景には、そんな非常識な母親が居ると知った。 
 
講演会場が増上寺と東京タワーに近かったので、今年最後の桜の撮影をした。 
 
東京タワー 
 
(おまけの話) 
浜松町駅から大門に向う左手に新亜飯店という中華料理店がある。私の好みでは、ここの小龍包が格別に美味しいと思う。 
 
写真撮影が終ったが、夕食の時間にはまだ早い。 
でも、家に帰っても食事の用意の無いY君の為に5時前から店に入る。当然だが、お客は誰もいない。 
 
先ずは小龍包を2人前注文する。 
1人前には8個入っている。 
 
小龍包 
 
暫くして出て来た小龍包を箸で突っつくと、饅頭の中から熱々のスープが出て来る。気を付けないと火傷をする。 
それをフーフー言いながら食べる。 
 
私は1人前で十分満腹だが、Y君はその他に五目そばを頼んでいる。私とY君は食欲がかなり違うが、太り具合が似ているのが納得出来ない。 
 
浜松町は現役の時の最後に大きな不渡り手形を掴まされた会社があったので、あまり良い記憶が無く、なるべく行くのを避けている。 
でも、この店の小龍包だけは食べたくて行ってしまう私である。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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