■伊達に行く為の準備
毎年のことだが、10月に自宅に戻ると我が家の庭はジャングルのようになっている。それは北海道に行く前に庭の植木の手入れをシッカリとして行かないからである。 そこで、今年は心機一転で植木の手入れをしてから行くことにした。
東京もいよいよ梅雨の季節に入って来た。
シトシトと降る雨と、ジトジトとした湿気は我慢がならない。
もうこの頃になると藪蚊がブンブンと飛んでいる。
6月の2週目の雨の隙間の日を狙って庭に出た。
雨で生気を得た庭の木々や雑草が伸び放題となっている。
僅かに1坪半農地だけが、手入れが行き届いている。
自然に生えて来た塀に絡まっている蔦は、隣の家まで延びている。
木に絡まる蔦
小梅の枝は垂直に上に伸び放題である。
柚子は花が終り小さな実を沢山付けているが、塀から外に枝が延びている。
柿の木は冬の間に枝の剪定をしておいたので、小さな実が付いている。
柿の実
杏の木は大きくなり過ぎて枝を切り落とすにも、もう手に負えない。
地面には蕗、鬼灯、茗荷などの他に色々な雑草が茂っている。ドクダミが根を張っていて、白い花を咲かせている。
水滴(1)
3時間でなんとか見られるようになったが、これも10月に帰って来る頃にはジャングルのようになってしまうだろう。
伊達から帰って来た時に、その荒れ果てた庭の光景を目にして、『マンションの方が良いかなー?』と思うのだが、それも暫く経って庭の植木に実が色付く頃になると忘れてしまう。
こんなことを毎年続けている。
わせしろ(ジャガイモ)
(おまけの話)
今年は例年より短い伊達市滞在となる。
その理由は昨年12月の前立腺癌の手術後の定期検診が3ヵ月ごとにあり、その為にどうしても9月初めには病院に行かないといけないからである。
出発の前は準備が色々とある。
先ずは歯医者に行って、歯の健康診断と歯石の除去をお願いする。
次に、郵便物の伊達市への転送願いを郵便局に行って届けを出す。
CATVのテレビと電話の一時休止の手続きをする。
新聞の配達休止と支払いをする。
駐車場のセンサー付きの夜間灯の切れていた電球を取り換える。
水滴(2)
家の中のことでは、テレビ、エアコン等の待機電源を切る為にコンセントを抜く。冷蔵庫は止めるわけにはいかない。
戸締りは特に厳重にする。
宅急便を呼んでゴルフバッグをトーヤレイクヒルGCに送る。
そしてお留守番をお願いしているお手伝いのオバサンを呼んで、留守中の部屋の空気の入れ替えなどをお願い事を相談する。更にパソコン用のプリンターのインクが固まらないように2週間に1度のプリンターの作動をお願いする。
そして、最後にラーちゃんを娘のマンションに預けに行く。
その後、家に帰ってから伊達に行く為の荷物を車に積み込む。伊達市に行くということは、このように大変なことなのである。
伊達の人はそんなことを知らないだろうと思うので、今回は特に書いてみた。