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[2009.06.23]
■イコロ農園を勝手に視察する
伊達に着いた翌日には早速、イコロ農園に行ってみた。 
誰も来ていない。 
先ずは勝手にイコロ農園の湧水をポリタンクに汲むことから始める。 
私達は伊達に滞在している時の飲料水と調理用水はイコロ農園の湧水を使っている。この水は冷たくて、そのまま飲んでもとても美味しい。 
 
次に果樹園を見て廻る。 
今年はリンゴもサクランボも既に何回か消毒をしたそうで、例年ならもう虫が喰っている筈の実が綺麗に育っている。 
 



次に畑を見る。 
ジャガイモ、アスパラガス、スイカ、枝豆、トウモロコシなどなど所狭しと植えてある。 
それではとビニールハウスの中を見る。 
 
 
ここにも嫌というほどの数の野菜の苗が植えられている。 
Tさんは勢い余ってか、アーティチョークまで植えていた。 
 
 
次に肝心の田圃を見る。ここが私の最大の関心事である。既に4反の田圃には綺麗に田植えが終っている。 
苗も順調に育っているようだ。今から秋の収穫が楽しみだ。 
 
 
今年のイコロ農園は昨年とは違い、どこもかしこも綺麗である。K築炉のK会長が私の来る前に、毎日のように草刈りをしていたようだ。 
 
農園も工場と同じで、整理整頓された綺麗なところから良い製品や良い作物が出来るのだと思う。長年の工場経営からそれは確信を持って言える。 
 
 
 
誰も居ないので、自分の農園のような態度でアチコチと見て廻る。 
東京育ちで田舎の無い私は、故郷に帰って来たような気になっている。 
 
(おまけの話) 
伊達に来る前にイコロ農園のTさんからメールが来た。 
『女房が橋本さんの農作業用の長靴を洗って待っています』と書いてあった。 
私をあてにしてくれるのは嬉しいが、私は昨年と違い病み上がりである。 
 
そこで私はTさんに返信をした。 
『私はイコロ農園クラブの理事長である。理事長というのは本来は偉いのである。だから自分で率先して労働はしないで、「あーせい。こーせい」と指示を出すのが仕事である』・・・と。 
 
そこでTさんはやっと気が付いたのか、『分かりました』と返信が来た。でも、そうなると来年は理事長職を解かれてしまうかもしれない。 
東京方面の理事長と違い、伊達ではRさんを筆頭に理事長というのは進んで嫌な仕事を引き受けているようだ。 
 
私は田圃に入って「ひえ」を抜くことを選んで理事長職を確保すべきか、重労働を避けて理事長職を諦めるか、悩んでいる。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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