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[2009.06.26]
■カニは熱い内に食え
寿司屋の文七での歓迎会の席上でK社長が、『橋本さん。先日、毛ガニ漁が解禁になった。だが、2週間で禁漁になってしまう。早くイコロ農園でカニ・パーティをやろう』と言った。 
 
私は大賛成である。 
東京では殆どの人が、『カニは冬のもの』と思い込んでいる。私も以前はそうだったが、伊達へ来て、『カニは夏のもの』と知った。 
 



『鉄は熱い内に打て』という諺があるが、それに似た言い方がある。 
それはK社長に言われた『カニは熱い内に食え』である。 
これには驚いた覚えがある。 
 
私は伊達に来る前には、茹でた熱々のカニを食べた経験は無かった。 
カニというイメージは『厳寒の冬の海に出て獲る』と、勝手に思っていた。これはタラバガニのことなのかもしれないが、定かではない。 
 
有珠漁港 
 
そこでカニ・パーティの前に試食をと思い、挨拶を兼ねて有珠漁港に行った。そしてY支社長にお願いして、毛ガニを2匹だけ分けてもらった。 
買ったのは、1匹が700グラムもある巨大毛ガニである。 
 
 
毛ガニ漁は6月19日に始まって、7月5日で終りだと言う。 
なんとも短い漁期であるだけに、貴重品だと思う。 
 
思わず買ったカニを港のコンクリートの上に並べて、記念撮影をしてしまった。 
 
岩壁の毛ガニ 
 
(おまけの話) 
早速、コテージに持って帰り、その日の夕食に茹でて食べた。茹でたての熱々の毛ガニは『生きていて良かったー』と感じさせてくれる。 
女房も私もカニの足の中の身を出すのに夢中で、お互いに無口になる。 
 
東京ではこんな巨大ガニは目の玉が飛び出るくらい高いし、勿体なくて、とても買う気になれない。 
そんな東京ではとても出来ない贅沢を伊達でさせてもらっている。 
だから、私は伊達が益々大好きになってしまうのである。 
 
茹でた毛ガニ 
 
女房は東京にいる娘に『カニを食べたい?』とメールを送った。すぐに返事が来て、『食べたーい!』とあった。 
そこで翌日には、また有珠漁港にカニの手配に行った。 
 
東京の地獄のような蒸し暑さの中で働いている娘に対して、暖房を入れるくらいの寒い伊達で、自分達だけで毛ガニを食べているなんてことは許されないような気がしている。 
私の年代ではカニは贅沢品のベスト3には入るのである。 
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▼コメント(1)
名前:shinji  2009.06.26 11:53:14
まだ昭和の30年代、父の晩酌の酒の肴にときどきカニがでていた。父の酒の肴は父以外にはアンタッチャブルであった。母がていねいに、あらかじめ中の身をとりだして食卓に用意していた。そのときは酢醤油で食べていたが、カニ缶になるとマヨネーズで食べていたのは、おかしな習慣だと思う。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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