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[2009.10.19]
■伊勢丹のイタリア男
デパートの売り上げが下がり続けているそうだ。 
そんな時のカンフル剤は北海道展かイタリア展と相場が決まっている。これさえやれば、お客が集まるというから不思議だ。 
 
10月の連休中に、新宿伊勢丹でイタリア展が開催された。広告では会場にはイートインもあると書いてあった。 
そして、メニューに『白トリュフのスパゲッティ』と出ていた。 
 
イタリア展 


2年前に女房はイタリアのフィレンツェでこれを食べたそうだ。 
スパゲッティが見えないほどの量の白トリュフが上にかかっていて、日本円で8000円くらいだったそうだ。 
そして、『こんな美味しい物はない』と言う。 
 
そこで、『この味をもう一度』ということになり、私も付き合って新宿伊勢丹まで出掛けた。 
会場はオープンと同時に大勢のお客で大賑わいである。 
 
チーズ売りのイタリア男 
 
レストランの前には、すぐに長い列が出来た。 
注文した白トリュフのスパゲッティは、白トリュフが7枚半くらいしかのっていない。パスタも拘って玉子を練りこんである。 
本場の物とは大違いのようだが、値段が3750円では仕方がないか? 
 
タヤリンパスタ(白トリュフのせ) 
 
『また、本場に食べに行きましょう』と、女房に言われたが、それじゃー高くついてしまうなー。 
 
アンティパスト(丸ごとタマネギ白トリュフ味) 
 
(おまけの話) 
先日、女房と娘が南イタリアから帰って来た時の話である。成田空港で荷物を受け取ろうとしたら、回転テーブルから最後まで出て来なかった。 
一緒の飛行機の乗客の20人くらいの荷物が紛失していた。 
 
その時、乗客のイタリア人男性が英語を喋れないようで、事情が分からず困っていたそうだ。 
大騒ぎをしている時に係員が来て、事情を説明した。 
女房と娘はその時はそれで終りだと思った。 
 
飛行機で一緒だったイタリア男 
 
ところが、伊勢丹のイタリア展に行ったら、見たことがあるイタリア人がワインを売っている。あの時の男であった。 
 
そこで私が通訳の女性にその時の話をしたら、そのイタリア人は大喜びで娘と握手をして、更に記念撮影をした。 
彼の荷物は2日後にホテルに届いたそうだ。 
でも私はイタリア語が分からないので、それ以上の発展は無かったのが残念だった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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