■12月の課題『夕陽』
友人達と作ったデジカメクラブでは、毎月の撮影課題を決めて、メンバーが撮影した写真を我々だけの専用HPに載せて楽しんでいる。 メンバーの中で一番遠方に住んでいるF君は沖縄在住だが、熱心に作品を投稿してくれる。
ただ、11月の課題が『紅葉』だったので、そんな場合は南国の沖縄には向かない課題なので怒られる。
12月の課題は『夕陽』である。
これなら日本中のどこでも見られるので、問題は無い。
イトーヨーカドー屋上から
最近は暗くなる前には家に戻りたいと思うようになった。
若い頃は暗くなると出掛けたくなったのだから大違いだ。
亡くなった母が、暗くなりかけると焦って帰りたがる気持ちが今頃になって分かるようになって来た。
そこで不精をして、今回のテーマの撮影の為に近場のイトーヨーカドーの駐車場の屋上に行ってみた。
天気は良いのだが、風が強くて冷たい。
思いがけず富士山が見えた。
子供の頃はいつも見えた富士山も、ビルが建って見えなくなっていたのが屋上に出た為にハッキリ見えた。
富士山
午後4時20分頃になって、太陽が沈み始めた。
富士山の少し左手に太陽が沈む。赤く染まった空が美しい。小金井から見る富士山もまた良い。
(おまけの話)
この1年に撮影した写真の枚数は、ざっと数えても10000枚は越えていると思う。
1回に撮影する枚数は100枚前後だが、家に帰ってからパソコンに取り込んでみると、なんとか見られる写真は10%も無い。
その中で気に入った写真は殆ど無くて、3回に1枚くらいしか納得できない。それも後から見ると、大したことがなかったと気付く。
それでも撮り続ける内には、段々とマシになって来ている。
それはたまに来る返信メールや、友人達からの評価で分かる。
『石の上にも3年』という諺があるが、私はもう6年になる。
諺の2倍もの年月を過ごして来たのに、どうなっているのか?
今後は『石の上にも10年』と、諺の方を変えた方が良いのではないかと思う今日この頃である。