■寅年のお伊っ達パック
昨年の冬に伊達市の農家の菅原さんから『寒〆わせしろ』を送ってもらった。これを食べて驚いた。 甘いのなんのってー!。まるでサツマイモのようだった。
(注)『寒〆わせしろとは越冬して、甘みの増したジャガイモです。』。製法はマル秘。
寒〆わせしろ
そこで、その他にカボチャとポップコーン用のトウモロコシを詰め合わせた『お伊っ達パック』というものを作り、伊達の農家の活性化を図るために、東京の友人達に買ってもらおうと考えた。
幸いにそのパックは評判が良く、かなりの数が売れた。
更に、『来年もお願いします』という声が私や女房のところに届いていた。
そこで、今年も菅原さんはパックを作った。
今年は世間の流行りに乗ったのか、リニューアルされて中身が変わった。
今年のパンフレット
『寒〆わせしろ』と『ポップコーン』は変わらないが、カボチャの代りに『つけ物語り』という物が入った。このネーミングは菅原さんの年齢からすると、なんだか軽過ぎる。
要は漬物の詰め合わせで、『三升漬け』、『キムチ』、『たくあん焼酎漬け』の3品である。
それぞれが農家の母ちゃん達の自慢の手作りのようだ。
寒〆わせしろのパンフレット
これだけ詰まって、関東地方までの送料込みで3500円は安い。ご希望の方はヴェジファーム・スガワラ(sgwrfm@amber.plala.or.jp)か、私まで・・・。
私は手数料は取っていないが、責任だけは取っている。
今年のお伊っ達パック
(おまけの話)
1昨年のお伊っ達パックの販売の時の話である。
私は注文を菅原さんに取り次ぎ、私の関係の人達のお金は全部渡したので、パックのことはもうすっかり忘れていた。
そんな夏のある日のことである。
農家の母ちゃんから私に電話が入った。
言い難そうに、『1人分だけまだお金をもらっていないのですが・・・』。
ポップコーン用モロコシ
私はもう忘れているので、何がなんだかよく判らない。
お金は全て菅原さんに渡してあるので、記録もしていない。
でも、『もらっていない』と言われれば、どうしようもない。
以前のことを思い出そうとしたが、年なので無理であった。
そこで、菅原さんに聞いてみた。
『農家の母ちゃんが、まだお金をもらっていないと言うが、私は菅原さんに全部渡したよ!』
暫くして連絡があった。
『確かにもらっていた。ジイちゃんが受け取って、そのままになっていた』。
他人のことを言える私じゃないが、『シッカリしてね!、ジイちゃん』