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[2010.01.18]
■走り去って行ったマフラー
仏像彫刻教室の有志と先生の10人で新年会をやった。 
場所は我が家からは遠い、栃木県鹿沼市の古峯神社であった。 
古峯神社とは初めて聞く名前だが、由緒正しい神社であるらしい。 
 
東武線の浅草駅から新鹿沼駅に出て、そこからバスに乗る。現地集合なので、早目の9時に家を出る。 
折角、早く出たのだが、それがかえって災いの元となるのである。その事情は『おまけの話』で・・・・。 
 
古峯神社の天狗 
 
古峯神社の御祭神は、神話の世界の日本武尊(やままとたけるのみこと)だというから驚く。 
ここは大きな神社で、駐車場がもの凄く広い。 
係の人達もサービス精神旺盛で、商売熱心さを感じる。 


その日は精進料理の夕食を食べてから、先生の部屋に集まり、遅くまで仏像談義であった。 
 
翌日は午前7時から本殿で正式参拝を行う。 
他の神社と違って、ここは参拝する場所が建物の中で、畳敷きである。 
これは初めての経験だ。500人は入れそうだ。 
 
古峯神社本殿 
 
参拝後は朝食となる。朝食会場に行って驚いた。 
なんと畳敷きで、216畳の広さの中で、我々10人だけの食事だった。 
 
人はあまりに広い空間に置かれると、落ち着かないものである。私には広くても、6畳間くらいが合っている。 
 
126畳敷きの朝食会場 
 
(おまけの話) 
東武線の浅草駅から11時30分発の特急に乗ることになっていた。 
そこで車内でお弁当を食べようと思い、デパートの地下で横浜の崎陽軒のチャーハンを買う。 
 
チャーハン弁当 
 
駅の電光時刻表を見ると、私の乗る電車は4番線から発車することが分かった。 
そこで4番線プラットホームへ行くと、既に始発電車は入っていた。1号車の5列目の窓側に座り、買ったばかりの弁当を開けようとした。 
 
その時である。電車が動き出した。20分も早い。 
『えー、どうしたの?、最近の日本の電車は時刻表通りじゃないの?』と、私は頭が混乱してしまった。 
丁度、通り掛かった車掌に聞いたら、この列車は1本前の列車だと言う。 
 
古峯神社の烏天狗 
 
慌てて、次の北千住駅で降りて、次に来る私の乗るべき電車を待った。そこで気が付いた。 
慌てていたので、電車の網棚にマフラーを置き忘れてしまったのである。  
 
新鹿沼駅で事情を話したら、『1号車5列窓側のマフラー』は見付かって、翌日に私が家に帰るより前に着払いで届いていたのである。 
ボケたくないなー。 
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▼コメント(2)
名前:shinji  2010.01.19 02:06:31
日本はいいですねー。 一度失ったマフラーがちゃんと戻ってくるなんて。 しかも配達されて戻ってくるなんて。  
 
日本の外で暮らしていると、日本社会の親切さの価値がますますわかってきます。 
名前:Solus  2010.01.18 13:20:15
 
 今年もよろしくお願いいたします。  
 
 
 ふふ、マフラーが先にご帰宅でしたか。  
 
 お会いした事がないのに、乗り違えたり忘れ物をして、慌てているご様子を勝手に想像してニヤニヤしてしまいました。  
 
 
 初コメントもそうでしたが、何だか失敗した時ばかりのコメントでごめんなさい。  
 
 
 それにしても、神社の座敷は圧巻です!  
 
 
 間口が六間もあるので、立派な梁が渡っているのでしょうね。  
 
 
  

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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