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[2010.01.15]
■北の湘南の大雪
東京はお正月を挟んで晴天続きである。 
テレビの天気予報を見ると、今年の冬は日本列島の北側が大雪に見舞われている。 
北海道は毎日のように雪マークである。 
北の湘南も『詐欺だー!』と言われそうな大雪のようである。 
 
伊達の友人達も次々と大雪情報を知らせてくれる。 
伊達でも滅多にないような大雪だという。 
 
市役所 (Hさん提供) 


メールで送られて来た多くの写真に私は驚いた。 
大滝地区のFさんは、『軽トラックの荷台に雪が積もり過ぎて、トラックがワゴン車のようになっている』と、写真付きでメールをくれた。 
 
大滝地区のFさん宅 (Fさん提供) 
 
夏の間の景色しか知らない私には、見たこともない冬の風景がそこにあった。イコロ農園は雪で埋まっている。 
遠くに有珠山と昭和新山が雪を被って美しい。 
 
イコロ農園 (Tさん提供)  
 
私が夏の間、滞在しているトーヤレイクヒルGCからはFさんが大雪の写真を送ってくれた。 
私の住むコテージは雪に埋もれていて、Fさんはカンジキを履いて撮影に行ってくれたそうだ。 
 
伊達市は予想外の大雪で、除雪費用が予算をオーバーしてしまい困っているに違いない。 
 
雪に埋もれたコテージ「桜の家」(Fさん提供) 
 
私は炬燵に入って、『雪景色は美しいなー』なんて言っていればいいのだが、メールには必ず、『今日も朝から2時間も雪かきをした。汗びっしょりです』というような文面がある。 
伊達のみなさん『健康の為にも雪かき、頑張ってねー』 
 
(おまけの話) 
私の子供の頃は小金井でも毎年のように雪が積もった。 
雪が積もると、夕方に牛乳瓶を雪の中に埋めておく。 
翌朝、それを取り出すと凍っている。 
薄い氷が何層にも積み重なっていて、ケーキのミルフィーユのようになっている。これを食べるのが楽しみだった。 
 
雪には嫌な思い出もある。 
小学校までの道は今のように舗装がされていないし、車も通らないので、大雪の日はどこが道だか良く判らない。 
それでも見慣れた風景の中を問題無く歩いて行った。 
 
カルチャーセンター (Sさん提供) 
 
ある時、近道をしようと思い、畑を横切った。 
そうしたら、穴に落ちてしまった。 
その穴というのが、今は見なくなった『肥溜め』だった。 
 
全身を糞尿まみれになって、泣きながら家に戻ったという臭い、悲しい思い出がある。 
でも、あの時、よく死ななかったなー。 
 
(東京は1月12日に初雪が降りました) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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