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[2010.03.01]
■3分遅れでアウト (2月4日)
 
タイを離れて、いよいよインドに入る。 
ここからは私とバンコック在住の動物写真家のO君と、東京から同行しているY君の3人旅となる。 
 
午前7時25分発の飛行機でニューデリーに向かう。 
ニューデリーからは運転手付きの車で3日間を掛けて、トラの棲むバンダウガル国立公園まで1000キロの旅である。 
 
車窓から 


インド特有の交通事情で、車はなかなか進まない。 
(このことは後日、改めて・・・) 
途中で世界遺産となっているタージ・マハルを見ることになっていた。 
 
タージ・マハルは国立公園となっていて、午後5時30分が閉園である。 
 
タージ・マハル遠景 
 
車を停めて、入場券売り場まで走って行った。 
着いたのは5時33分であった。たった3分の遅れである。 
まだ係員はいるのに、我々の交渉を無視する。 
『わざわざ日本から来たのだから、入れてくれ』と言うのに、知らぬふりをする。この国も役人は融通が利かない。 
 
仕方ないので、川沿いの景色の良いところから、タージ・マハルの夕陽を撮る。 
『タージ・マハルの中は何度もテレビで見たことがあるが、夕陽は見たことが無かったが、素晴らしいねー』と負け惜しみを言い合う。 
 
タージ・マハルの夕陽 
 
そこから更に120キロ先の宿泊先のマハラジャのホテルは120年前の建物であり、当時はゲストハウスとして使われていたようだ。だから立派である。 
向い側には大きなマハラジャの館が見える。 
到着時間は午後10時30分。 
 
日本との時差は3時間30分。 
私の知る範囲では時差に30分を使っている国はインドだけでは? 
ここでも、インドは大国意識を出しているのかなー? 
 
タージ・マハルの夕陽 
 
(おまけの話) 
宿泊先はグワリオールという町のマハラジャ・ホテルの3階に部屋を取った。  
食事の時はエレベーターを使って下に降りる。 
 
これが120年前のエレベーターだから、金属製で小さくて狭い。ドアには鉄格子が入っているが、錆びている。 
ボタンを押すと、ガタピシと音を立てて上下する。 
ところが2回目に乗った時はもう動かなかった。 
 
マハラジャ・ホテル 
 
風呂は大きなバスタブがあり、同室のY君が先に入った。 
次に私が入ったら、お湯が出ない。 
マネージャーを呼んだら、『お湯が温まるのに30分が必要だ』と言う。 
 
もう裸になってしまって、頭には水を掛けてしまっていた。 
マハラジャの気分を味わうのも、楽じゃないのである。 
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▼コメント(3)
名前:shinji  2010.03.02 02:32:17
タジマハールの写真は何度も見たことがありますが、夕日の中のそれは、今回が初めてです。 素晴らしい写真が撮れて良かったですねー! 水面に映る影と夕日、是非、私の絵  
に描いてみたいです。(旅行先で水彩画スケッチをしている私です。 しかし行ったことのない場所の絵は原則として描かないのですが、それでもそのルールを破ろうかな?) 
名前:西田  2010.03.01 20:03:36
橋本さん、タージマハル3分遅れ残念でしたね。  
 
来年春以降もう一度一緒に行きませんか? 
名前:u.a.f.  2010.03.01 09:08:46
 いろいろなトラブルが起きたようですね、  
大変な思いもされたんでしょうが?  
 
 タジマハールの夕陽   
素晴らしいじゃないですか、今後のインド編もアンラッキーをラッキーに、変えてしまうことの出来る三人旅の報告が楽しみです。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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