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[2010.05.07]
■テレビから時報が消えた
テレビから時報が消えたのに気が付いていましたか? 
これは地上波デジタル放送になってからの現象である。 
 
NHKテレビを見ていると、決められた時間に画面に時計が現れて、秒針が進んで行って正午になると、長針と短針が合わさるというのが、なんともいえず安心出来て良かった。 
『人は時間で動いているんだ』ということが再確認された。 
 
正午 
 
これが無くなった理由は、放送のデジタル化によるコンピューターの技術上の問題と言われている。 
でも、万能のコンピューターを信頼している私としては、これはどうも怪しいと思っていた。 


それでもどうにも分からないままでいたら、ある日のことである。思い掛けないところで、その原因が分かったのである。 
それは苫米地英人著作の『FREE経済学入門』という本の中に書いてあった。 
 
FREE経済学入門 
 
その本によると、時報が消えた理由は地上波デジタル放送の為のソフトウェアーがMPEG2というもので、アメリカ製のものだそうだ。 
そのソフトのせいで、我々が見ている画像は現実より3秒遅れて画面に現れているのだそうだ。 
 
だから、特にスポーツ番組は実は実況中継と言いながら、我々は3秒遅れの現実を見させられているのである。 
そこで時報を従来通りに放送すると、例えば正午の時報は12時00分03秒となってしまう。 
これでは困るので、時報を止めたのだそうである。 
 
 
(おまけの話) 
ここからが本題である。 
著者が本の中で書いているところによる、それはソフトを変えれば回避出来るようである。 
それが出来ないのは、その裏にアメリカの世界戦略があると言う。 
 
 
アメリカでは日本より遅れが多く、それは7秒だという。 
それだけの時間があれば、放送の検閲が出来るということも関係があるらしい。 
検閲する目的はテロ集団に放送を乗っ取られてしまうことを、7秒の差を利用して回避するとのことである。 
 
でも、7秒も現実と差があれば、私には思い付かないが、なにか悪いことを出来るかもしれないと思った。 
久し振りに密度の高い本を読んだ。 
 
 
この話題の他にも数々の興味深いテーマが多く詰まっている。私は著者の廻し者ではないが、興味のある方は読んでみて下さい。 
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▼コメント(2)
名前:tomii  2010.05.08 04:43:25
そうなんですよ。  
9.11事件をきっかけに、アメリカでは一気に人権がコントロールされてきているようですね。  
日本はいつもアメリカの言うなりです。  
 
苫米地英人氏のこの本も読みましたが、見方によっては、グローバリゼーションの動きの中で、一部の世界支配の野望をもつ輩により、完全に我々一般大衆が監視され、そのバーコード化が始まっているわけです。  
もしそういうことが事実ならば、手遅れにならないうちによく見て行かないといけません。  
名前:まるちゃん  2010.05.07 19:33:24
時間遅れはカメラに入った画像をコンピューターでデジタルデータにする事でデータ処理の時間がプラスされます。  
映すときもアンテナからやってきたデジタルデータを画像データに戻すテレビの中のコンピュータの処理時間がプラスされます。  
 
今はまだアナログ放送とデジタル放送を並行しているから時報を出せないのだと思います。デジタルに完全移行できたら元に戻るのでは?  

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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