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[2010.06.23]
■ぶらり全駅下車の旅 (阿佐ヶ谷~高円寺)
阿佐ヶ谷駅の南側の、JRの高架下の狭い道路を東へ進む。 
ここは「一番街」といって、少々薄汚れた感じでちょっと寂しいが、飲食店や飲み屋などが軒を連ねている。 
でも、夜は賑わうのだろうと思う。 
 
一番街 
 
200メートルほどの一番街を抜けると、そこは突き当りになる。左に曲がって、JR高架下をくぐる。 
今度は線路の北側を歩く。 


また、道路はくねっていて、見通しが利かない。 
JRの線路は道路に対して斜めに走っているので、線路沿いには行けない。 
 
ポイ捨て禁止 
 
マナーの悪い人が多いのか、「ポイ捨て禁止」のポスターが目立つ。 
住宅街の中を右に左にと曲がりながら進む。 
小さな個人住宅と、お医者さんの建物がある。 
 
上の方で電車の音がしたので見上げたら、屋根の上を電車が通過して行った。歩いている人もいるが、誰も上を見ない。 
 
屋根の上を通過する電車 
 
遠くにコイノボリが見えたので、そちらに向かう。 
近くに来て思い出した。 
高円寺のコイノボリで有名なお風呂屋さんであった。 
ここには昨年だったと思うが、写真を撮りに来た覚えがある。 
 
風呂屋のコイノボリ 
 
もう駅はすぐそこだ。 
南に向って商店街を通り抜けたら、そこは高円寺駅だった。 
振り返ってみたら、その商店街は「ねじめ正一」の実家がある高円寺純情商店街だった。 
 
(おまけの話) 
阿佐ヶ谷と言えば、友人のX君が必ず出て来る。彼は見合い結婚である。 
 
そろそろ結婚をするという頃になり、彼の母親は『我が家の息子に相応しい嫁は、相性が重要である』ということになり、結婚相手に求める条件は、「相性を一番に」ということになった。 
 
高円寺純情商店街 
 
そして選んだのが、今の奥さんである。 
その彼女との縁談が整った時に、Eさんのお母さんは私に言った。『この嫁は金の草鞋を履いても探せないほどの相性だ』 
 
それから40年以上も経って、その相性はどうなったか? 
相性は正しかったのである。 
今でも夫婦仲良く一緒に寝ているし、驚くことに一緒に風呂に入ると言う。 
 
それだけは仲間からもヒンシュクを買っているのだが、彼は止めようとしない。 
 
「仲良きことは美しきかな」・・・・・武者小路実篤 
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▼コメント(1)
名前:斎藤 碩士  2010.06.23 08:45:55
いよいよ今年も、伊達住人に向かって、ご出発との事、素晴らしい伊達通信を期待しています。北海道の大自然の中、飛び回る貴兄の姿が目に浮かびます。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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