■9ヵ月ぶりの伊達
昨年の夏は私の定期検診の都合で、8月31日に伊達を去った。 本来ならば、苫小牧港から商船三井の大洗港行きのカーフェリーに乗るところを、前日の連絡で、『台風の影響で欠航となりました。支払い済の料金は後日お返しします』と言われてしまった。
どうしても9月初旬には東京に戻っていないとならないので、仕方なく函館まで車で行って、そこから青森に渡り、そのまま高速道路を走って東京まで戻った。あの時は疲れたー。
カーフェリー(大洗港で)
伊達に行く為には準備が結構大変なのである。
先ずは持参する物を買いに行ったり、留守中の細々とした準備がある。テレビ、電話、新聞の契約をしばらく断る。
冷蔵庫以外の電源を全て切る。郵便の転送手続きをする。
ダイレクトメールの発送先に、送付の断りを連絡する。
カーフェリー内部
それに愛猫のラーちゃんを娘のところに預けなければならない。彼女もいつも家に居るわけではなく海外出張もあるので、その場合は動物病院に預ける。
その料金が場所柄からか、もの凄く高い。
最初に伊達に行ったのは7年前だが、それから私の方も伊達市の方も大きく事情が変って来ている。
その7年間で、伊達で親しくしていた方が7人も亡くなってしまった。「時は流れるのだなー」と、シミジミと思う。
今年は次回の定期検診と、中学・高校時代の卒業50周年記念行事があるので、やはり9月には少し早目に帰ることになる。
・・・と、いうわけでして、今年もよろしくお願いします。
(おまけの話)
コテージに入り荷物の整理をして、パソコンが入っているバッグを開けてショックを受けた。
なんと、パソコンのACアダプター(電源コード)が入っていない。家に置き忘れたのだった。
苫小牧港
パソコンをバッグに入れてチャック閉めた時に、「なんだかバッグがいつもより薄いなー」と思ったのだが、それが何を意味するかを考えなかった。あそこで気が付くべきだった。
それから伊達市の友人達に次々と連絡した。
しかし、誰も余分なコードを持っていないし、またメーカーが違うので、借りることが出来なかった。
コテージ「桜の家」
最後の手段として、東京にいる娘に自宅まで取りに行ってもらい、それを送ってもらうことを考えた。
でもその前に、「もしかして」と思い、ケーズ電機に行ってみた。
そうしたら、全く期待していなかったのに、「あった!」のである。「地獄に仏」とは、正にこのことである。
ケーズデンキは「偉い!」