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[2010.09.15]
■ぶらり全駅下車の旅(飯田橋~水道橋)
飯田橋駅西口を出て、右(南)に行くと神楽坂に入る。 
左に行くと富士見町で、更に進むと九段下となる。 
私の女房はそこで生まれて育った都会っ子だから、小金井育ちの私は歯が立たない。 
 
東口を出たところは、昔から変らず複雑な五差路である。 
運転免許を取ったばかりの時は、この交差点が怖かった。 
 
飯田橋五差路 
 
線路沿いの北側の道を進む。 
この辺りは以前は印刷屋が多く、ここを通ると印刷のインクの匂いがしたものである。 
今では出版不況の影響か、ひっそりとしてインクの匂いもしない。 


線路北側の道路 
 
そのまま進んでも変化が無いようなので、途中でガードをくぐって南側に行く。線路の南側を久し振りに歩いて驚いた。 
なんとその辺りは洒落たオフィス街となっていた。 
なぜか、場違いな感じがした。 
 
オフィス街の神田川 
 
お昼時間だったので、サラリーマン達がビルから出て来る。 
安い定食屋を求めて水道橋方面に向う者、軽自動車の弁当屋に並ぶ者。なんだか安心してしまった。 
お洒落なビルで働いていても、オヤジは相変わらず女房に財布を握られているんだなーと。 
 
カーブをして来た神田川を渡ると、もうそこは水道橋駅であった。 
 
水道橋付近の神田川 
 
(おまけの話) 
飯田橋駅には2人の友人がいて、神楽坂のある場所である。1人はM君で、元演歌歌手である。 
彼の奥さんは元神楽坂芸者だっただけあり、美人である。 
 
もう1人、飯田橋には友人がいた。 
それは私の会社の税務会計をお願いしていたKさんだ。 
彼の会社が入居していたビルはバブル崩壊後、債権者から差し押さえられていて、Kさんの会社もいつ追い出されるか分からない状況だった。 
 
上を通る中央線と総武線 
 
それからしばらくして、Kさんは会社を早稲田に移した。 
丁度その頃に私は引退したのである。 
そのKさんも年のせいか、外で高額の酒を飲むのを止めて大人しくなった。 
 
そして趣味の写真に没頭し、1年に1度だけ写真展を開いている。私がKさんに会うのは、その時だけで、1年に1回だけである。 
でも、このブログは毎日読んでいるので、変なことを書いて怒られるかな? 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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