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[2010.09.14]
■ジンギスカンに付いて考える
東京に居る時は、「ジンギスカン」と聞けば、私の世代は歴史上の人物「成吉思汗」を連想する。 
ところが、それが北海道へ来ると話が違う。 
 
ここで「ジンギスカン」と聞いて、歴史上の人物を想像する人は居ない。多分、・・・・居ない。 
ほぼ全員が連想するのは、バーベキューである。 
 
東京に居る時に私がバーベキューをすることは、全くと言っていいほど無い。都民の99%がそうだと思う。 
だからジンギスカンを食べることも無い。 
 
ジンギスカン用鍋 


それなのに、ここでは大人が3人集まれば、ジンギスカンである。 
お隣のコテージに泊りに来るグループは、必ずコテージの前でバーベキューをする、。そしてジンギスカンを食べている。 
だから、いつもジンギスカンの煙と匂いに付き合わされる。 
 
付け合わせ野菜 
 
そんな私も伊達に居る間には、何回も食べる。 
この夏に何回、食べたかを調べてみた。 
すると、なんと8回も食べている。 
 
でも、分からないことがある。 
「ジンギスカン」というのは正式名か? 
「ジンギスカン焼き」と言わないのか? 
では、少し値段の張る「生ラム」は、ジンギスカンか? 
 
肉を焼く 
 
博識で有名なRさんに聞いてみた。 
その答えは、『ジンギスカンとは羊の肉を焼いて食べる料理のことを言い、ジンギスカン鍋を使った味付き肉でも、網を使った生ラムでも、どちらの場合もジンギスカンと言って、ジンギスカン料理とは言わない』・・・と、いうことであった。 
 
トーヤレイクヒル・パークゴルフ場で 
 
(おまけの話) 
味付き肉のジンギスカンを食べるには、ただ焼けば良いというものではなく、それなりの調理方法がある。 
 
地元民の調理方法は、「ジンギスカン鍋を脂身を使って、まんべんなく油を敷く」、次に、「野菜を乗せる」、そして、「その上に肉を乗せる」。これが正式な調理条件のようだ。 
 
だが、私はこの調理方法はあまり好みでない。 
私は油を敷いた鍋の上の方に、先ず肉を置く。 
そして暫くしてから、鍋の下の方にぐるりと野菜を並べる。 
 
この方法だと肉に焦げ目が出来るが、地元方式だと肉が蒸し焼きとなってしまい、肉の味が落ちると思う。 
 
網焼き(なんでも乗せて焼く) 
 
生ラムを食べる時は、網焼きである。 
そして焼けたら、タレを付けて食べる。 
だから野菜は隣の鉄板の上で別に炒めるのである。 
 
どちらも北海道来ると、無性に食べたくなる逸品である。 
でも、東京に戻ると、全く食べることは無い。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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