■不作の1坪農地
今年の天候は全国的のようだが、東京もなんか変である。 しばらく寒い日が続いたと思ったら、急に暑くなり真夏日が続いた。それがまた一転して、寒くなった。
天気図を見ると伊達の辺りは例年より寒いようだ。
これでは農家は堪らないだろうと思う。
蒔いた種も芽が出ないだろうし、植えた苗も育たない。
ブロッコリー
天候に左右される仕事とはいえ、寒くて不作で、暑くて豊作貧乏じゃ、農家にとって良い時があるのかと心配してしまう。
我が家の1坪農地はどうかというと、やはりあまり良くない。レタスはなかなか大きくならない。
小さいままの物もあるし、枯れたものもある。
レタス
ジャガイモだけは元気が良い。
イコロ農園から持ち帰ったレッドアンデスを植えたが、ジャガイモだけは寒さに強いのだろうと思う。
苗を買って来て植えたブロッコリー、キャベツ、カリフラワーは少しずつ大きくなって来た。特にブロッコリーは葉が大きくなり過ぎて、隣のレタスを日陰にしてしまう。
レッドアンデス
農薬を掛けない自然農法なので、毛虫が出る。
毎朝の日課として、私は割り箸を持って庭に出る。
そして、毛虫を取り去る。
それでも毎日のように出て来るから不思議である。
この天候が続くようだと、伊達に行く前に収穫は出来ないような気がする。その場合はどうするか?、今から悩んでいる。
毛虫
(おまけの話)
伊達の農家の友人達に、『そちらの農業事情はどうですか?』と質問のメールを出しておいた。
忙しい農作業の中を、その中で若手のTさんだけが返信をくれた。
Tさんのメールによると、今年は色々と苦労が多いようである。
1、タネ蒔き時期は例年通りだった。
2、天候不順が続き、畑への定植が1週間遅れた。
3、強風の日が多いので作物にビニールカバーをかけたが、それが強風で煽られて作物を痛め付けている。
4、低温の為にハウスの窓を開けられないので、湿気がこもり苗に悪い菌が繁殖してしまった。
虫食いキャベツ
そして最後に、「おまけの話」として興味深い話が書いてあった。
それは、伊達市民に『伊達市の食べ物の代表格はなに?』とアンケートを取ったら、1位はオーヤミートの「黄金豚」、2位はお伊っ達本舗の「おだってキムチ」、3位は菓子処久保の「カステラ」だったそうだ。
1~3位までのお店は、私はみんな親しくさせてもらっている。久保に関しては、カステラよりも「黒糖饅頭」が美味しいと私は思うのだが・・・。