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[2010.05.31]
■100万本の薔薇の花
友人達に誘われて、4人で神代植物公園に行った。 
今は丁度、薔薇の花が最盛期だった。 
 
昨年は都電荒川線の薔薇の写真を撮りに行った覚えがある。 
今年は近場ですませ、三鷹からバスで20分の距離で、しかも私の通っている杏林大学付属病院はすぐ近くである。 
 
神代植物公園のバラ園 


公園で色々な薔薇を見ていたら、古い薔薇の歌を思い出した。1966年にマイク真木が歌って大ヒットした歌に、『バラが咲いた』というのがある。 
 
歌詞は、『バラが咲いた バラが咲いた 真っ赤なバラが』という、今になって考えると他愛もないものだった。 
なぜそんな歌があんなにヒットしたのか不思議である。 
 
 
その次には加藤登紀子が歌って大ヒットした、『100万本のバラ』というのもある。 
 
歌詞は、『100万本のバラの花を あなたに あなたに あなたに あげる』というものである。 
バラの花が1本当たり150円としても、100万本なら1億5000万円にもなってしまうから、あまり現実的でない。 
 
 
これは元はラトビアの歌謡曲のようで、本来の歌詞とは内容が少し違うようである。 
 
1959年には永六輔作詞、中村八大作曲で、水原弘が歌った『黒い花びら』という歌も大ヒットをした。 
当時はいつでも、どこでもこの歌が聞こえていた。 
 
歌詞は、『黒い花びら 静かに散った あの人は帰らぬ 遠い夢』というもので、これがバラの花だったのかどうかはハッキリしない。 
 
 
私から見ると、薔薇という花はあまり日本的じゃないと思う。 
でも、歌になるとヒットするから不思議である。 
 
(おまけの話) 
公園内でお茶をしてから、出口に向った。 
石畳の道路を4人で横一列で歩いていたら、向こうから若い女性の3人組が歩いて来るのが見えた。 
 
年齢は20歳前後かと思われる。 
服装も化粧もかなりケバイ。 
段々と近付いて来る。 
 
しかし我々を避ける気配がない。 
数メートルになったところで、我々4人組は左右に別れて道を開けた。 
彼女達は全くなんの反応も示さずに通り過ぎて行った。 
オヤジ4人が娘3人に負けたのである。 
 
 
私は言った。『最近の若者は道を譲らないねー』 
するとS君は、『年寄りはこちらから避けた方が良い。不要ないざござに巻き込まれて、セクハラなんて騒がれた困る。』と、大人である。 
 
私の若い頃はそんなことは無かった。・・・と思う。 
若者よ!、年金の掛け金を払っているからといって、年寄りをなんと思っているんだー。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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