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[2010.06.10]
■このー木 なんの木 
このー木 なんの木 気になる木・・・』で始まる日立製作所のコマーシャル・ソングがある。 
上手く出来過ぎているのか、耳に残ってしまう。 
 
この木はハワイのオアフ島にあるが、その公園にはその木の他にも大きな同じ種類の木が沢山ある。 
 
なぜそんな歌を思い出したかというと、我が家の庭にある木々が花を開き出したのだが、どうしても名前の思い出せない木があった。 
 
そうしたら、なぜか急にこの歌が頭に浮かんだのである。 
コマーシャルというのは恐ろしいものだ。 
 
柚子の花 


その日はそのまま、思い出せないで終った。 
翌日の朝に急に思い出した。それはザクロであった。 
このように、65歳を過ぎた頃から、急に思い出せないことが増えた。 
 
ザクロの花 
 
なんだか寂しい話となってしまった。 
でも、先日のテレビ番組に作家の赤瀬川源平が対談に出ていて、老人力ということに付いて語っていた。 
物忘れなどをすることを、老人力が付いたと言うのである。 
 
でも彼が「老人力」というマイナスをプラスに変える本を書いた時は、まだ60歳だったと知った。 
私も結構、老人力が付いて来たと思うが、同じ年代の人から見ればまだまだ力が弱いと思っている。 
 
レモンの花 
 
でも、果たして老人力は強い方が良いのか、非常に悩ましい。 
 
(おまけの話) 
書こうと思っていたのは、老人力の話じゃなかった。 
庭の木々の話である。 
 
わが家には色々な花が咲き、実のなる木がある。 
実のなる木を庭に植えると、お金が溜まらないと昔の人は言った。これは自分を振り返ると、確かに当っていると思う。 
 
柿の花 
 
昨年は柿が豊作で、食べ切れないほどに実った。 
ところが、今年は花が少ないように感じる。 
「柿は1年おきになる」と言われているが、本当のようだ。 
 
レモンの木は買って来てもう数年も経ち、毎年のように花を付けるが実がならないで終る。 
なんとかして欲しいのだが、どうしようもない。 
 
梅の実 
 
柚子は花が咲いた分はみんな実がなる。 
手入れもしないのに、よく頑張るなーと思う。 
ザクロは最初の頃は花が咲くと実を付けたが、最近は花が咲いて終りになってしまう。 
 
このように植物というのは勝手なものなのである。 
「人間とは勝手な動物だなー」と思っていたら、植物も同じだった。 
 
世の中の物はみんな勝手なのである。 
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▼コメント(2)
名前:shinji  2010.06.12 05:24:57
庭に実のならない木を植えても、お金はたまりません。 逆は必ずしも真ならず、です。 ということは、お金のたまるうちは、そうたくさんはない、ということ? 
名前:otaki  2010.06.10 05:58:40
レモンの花、可憐ですね。日当たりが良いところで育て、肥料もたっぷりやってらっしゃるでしょうから、あとは受粉。蜜蜂が今年は少ないので綿棒などで授粉させると良いかもしれません。かく言う私もカボスと酢橘に花が咲かず(したがって果実が期待できなく)困っています。獅子柚子は4年目の昨年から突然、花を咲かせ、沢山収穫できました。自然相手だと解らぬことだらけです。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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