■私の好きな2店
昼飯に何を食べようかと悩んだ時は、迷わずソバにする。 伊達には多くの美味しい蕎麦屋がある。
でも、それらはみんな田舎ソバである。
だから東京風のソバが食べたくなったら、「翁」に行く。
翁は国道を室蘭に向い「かつ吉」の看板を右折した右側にある。
ソバに品を求めてもいけないのかもしれないが、翁のソバには品がある。ここは兄がソバを打ち、妹がサービスする。
ソバ打ち(翁で)
私はいつもは「おろしソバ」を食べるのだが、その日は少し肌寒い天気だったので鴨汁ソバを食べた。
鴨が思ったより一杯、器の底の方に入っていて美味しかった。
鴨汁ソバ
食後にデザートを食べたくなり、翁とは反対側の壮瞥町弁渓にある「農家&カフェ」に行く。
ここは金曜からの週末の3日間だけの経営の店で、なんとも居心地が良いので、たまに行く。
オーナーの女主人は平日はエアロビのインストラクターで、オヤジはサラリーマンから転じて専業農家となった異色の夫婦だ。
ここでコーヒーとケーキを頂く。
ケーキは全て手作りで、どれでも200円というのが嬉しい。
農家&カフェ
昨年、ここの女主人にお世話になったことがあったので、東京からお土産を持参した。
ところが申し訳ないことに、帰りにまたお返しをもらってしまった。
この農場で育てた鶏の生んだ新鮮卵である。
『卵かけご飯にすると美味しいですよ』と言われた。
その日の夕食は予定を変更して、コテージで「卵かけご飯」にした。箸でつまめる新鮮な黄身の卵が美味しかった。
ほのぼの村の有精卵(農家&カフェ)
(おまけの話)
農家&カフェから戻り、いつものようにゴルフ場の風呂に行った。
いつも脱衣所では、地元の友人達に出会うことが多い。
その日は塗装業のIさん、兼業農業のKさん、最近になって引退したRさんに会った。
Iさんは1年ぶりの再会だが、仕事が忙しそうで他人事でも嬉しい。
兼業農家のKさんは、その前日に私が市役所の期日前投票に行った時に係員をしていたので、会ったばかりだ。
体形からして、見るからに美味しい米を作りそうなので、この秋には我が家の米をお願いしてみよう。
農家&カフェ
Rさんも2~3日前にわざわざ札幌から、私の朝食のパンを買って届けてくれたばかりだ。
近い内のゴルフのお手合わせを約束する。
ここに居ると、自分から町まで出向かなくても、町の名士に出会えるから便利である。