■死なない病気
東京から女房の友人3人がやって来た。 今年で連続7年目であるから、「よくまー飽きずに来てくれるなー」と感心している。
勝手に伊達市を代表して、感謝の言葉を伝えておいた。
留守番の彼女達の亭主はどうしているんだろう?
食事は?、洗濯は?、掃除は?・・・と心配だ。
私はその全てを自分で出来るからいいが、彼女達の亭主はどうだろうか?

なにしろ彼女達は元気だ。
とっくに還暦は過ぎている。
食後になにやら薬は飲むが、元気溌剌である。
朝からゴルフをして、午後から観光に行き、夜は町で食事をした後にも予定がびっしりだ。
ある日は山の上に夕陽を見に行き、ある日は錦町の「田舎っぺ」で歌い、ある日は洞爺湖に花火を見に行く。

その中の1人は、昨年の滞在中に伊達CCでホールインワンまでやってしまうスーパーウーマンである。
ところで、ある週刊誌に面白い話が出ていた。
88歳になる作家の瀬戸内寂聴さんが言っていた。
『わたし最近、病気らしい。どこも悪くないし、元気なのだが・・・』
彼女の自己診断による病名が可笑しい。
『死なない病気になってしまったらしい』と、言う。

この話は今の日本をよく表している。
なにしろ役所が調べてみたら、200歳なんていう人がゴロゴロしている世の中になっているんだから・・・。
(おまけの話)
私は最近、『死に時』に付いて考えることが多くなった。
今のままで行けば、多分、事故ではなく、病死だろうと思う。でも、「老衰」というのも嫌だしなー。

オヤジは56歳で早々と亡くなった。
オフクロは86歳でやっとお迎えが来た。
両親とも、割合にあっけなく逝ってしまった。
オヤジの両親はどちらも90歳を越えてから、お迎えが来た。オフクロの両親は、どちらも50歳まで頑張れなかった。

そうなると、私はどうなるんだろう?
「あと2~3年でいい」と思うこともあるし、「平均年齢までは生きたいなー」と思う時もある。
「50にして迷わず」と昔の人は言ったが、私は70近くになっても、まだ迷っている。