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[2010.09.09]
■今年の夏も終った
6月23日に東京を出て、カーフェリーに乗って苫小牧港に着き、伊達市にやって来て2ヶ月半が経った。 
そして、9月6日のカーフェリーで東京に戻った。 
だから、今年の夏は2ヶ月半の滞在だった。 
 
例年と違い、この夏は雨が多かった。 
そのせいで湿気が多く、不快な夏となった。 
北海道のカラッとした夏を求めて来ている私達には、残念な夏となってしまった。 
 
夜の洞爺湖遊覧船 


もしかして、これが地球温暖化によるものであれば、北海道の夏の気候はこのまま続くのかもしれない。 
ある人は「50年ぶりの暑さだ」と言っていたが、それを言っていた人は、どう見ても40代の人であるから、「本当?」と思ってしまう。 
 
昭和新山熊牧場 
 
東京からは友人達が異常な暑さの報告をしてくる。 
気温が35度を越える日が普通となってしまい、時には36度を越えるそうで、体温よりも高い。 
どうやら東京は亜熱帯地方となってしまったようで、これじゃタイのバンコクに住んでるみたいだ。 
 
藤田嗣治自画像版画(噴火湾文化研究所所蔵) 
 
そんな異常な東京に帰った翌日から、また普通の生活に戻る。 
テレビ、電話、新聞の再開の連絡をして、明日からは庭の雑草刈りと、伸び放題の枝落としをしなければ・・。 
 
これからは、こうやって大して変り映えのしない日が始まるのである。それを思うと、東京には戻りたくないなー。 
 
羊蹄山 
 
(おまけの話) 
帰る日も近付いたある日のことである。 
ゴルフの最中にニセコに住むKさんという人から電話があった。 
以前に一度、焼き肉パーティで会ったことがある人のようだ。 
 
なんの用事かと思ったら、『仏像彫刻を始めたいので、教えてもらえないか?、今から行ってもいいか?』というかなりセッカチな話だった。 
 
伊達商店街抽選券(全部外れた) 
 
午後からコテージに現れた夫婦は見覚えがあった。 
すぐに彫刻刀を出して、私が怪我をしないような安全な持ち方を教えて木片を削ってみてもらう。 
 
でも、全然駄目なのである。 
よくよく観察してみたら、Kさんは左利きだった。 
私の腕では右利きに教えるのも難しいのに、左利きには無理だ。 
 
そこで、教材にする木曽ヒノキ3片をプレゼントして、『家で練習してみて下さい』と言って別れた。 
私は自分では気が付かなかったが、世間の人は私を先生として見ている。・・・・・らしい。 
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▼コメント(3)
名前:yoko  2010.09.12 23:31:21
おかえりなさ~~い  
 
伊達市からのお便り毎回楽しみに拝見していました。羊蹄山の美しい景色、熊牧場、昭和新山など札幌育ちの私には懐かしい思い出ばかり。  
小学校の頃、修学旅行で行った場所です。  
又、娘が嫁ぐ前にカーフェリーで東京から苫小牧に渡りゴルフをし、道内をドライヴと最後の家族旅行をしたのが、つい先日の事の様に思い出されます。  
橋本さん、東京に戻ってまだ続いている残暑にびっくりなさったのではないでしょうか? 
名前:西田 洋一  2010.09.09 20:03:22
橋本さん お帰りなさい。  
 
今年は北海道も雨模様が多かったようですね。  
 
東京では猛暑の連夜でしたが、どちらが良かったか?  
 
15日京王プラザでお目に掛かりましょう。  
名前:M本人  2010.09.09 07:39:13
伊達の夏は橋本さんで始まり、橋本さんで終わりました。  
橋本さんの船出の翌日からめっきり涼しくなり、夕方の散歩はTシャツ1枚では寒さを感じるようになりました。  
 
また来年も朝飯をごちそうになりに行きますよ~~ 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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