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[2010.10.14]
■修行の足りない坊さん
私の父親は40年以上も前に亡くなった。 
10月10日が命日である。 
母親は10年くらい前に亡くなったが、命日はよく覚えていない。 
父親の命日は「体育の日」なので、忘れることはないのである。 
 
家の片付けも一段落したので、女房とお墓参りに行くことにした。お墓は八王子の小高い丘の中腹にある。 
その日は暖かな日で、お寺への坂道には彼岸花が咲いていた。 
 
彼岸花 


このお寺の住職は、私の父親の葬儀の時はまだ独身で兼業坊主をしていて、普段は電気店に勤めていた。 
そして、葬儀があると休みを取ってお経をあげるのである。 
 
だから修行が足りず、私の父親の葬儀の時にお経をあげている最中に貧血を起こして倒れてしまった。 
 
香りの良い金木犀 
 
私の母親の葬儀の時は、既に結婚していたが、葬儀の当日に我が家に向う途中で交通事故を起こしてしまい、本人は来られなくなり、代理の坊さんが来てお経をあげた。 
 
母親の葬儀の時は支払いの段になり、『申し訳なかった』と言って、かなりの値引きをしてくれた。 
果たして、私の両親は巧く成仏出来たんだろうか? 
 
ところで、私はお墓参りに行くと、いつの頃かお願い事をするようになった。 
「娘の幸せ」、「女房の健康」、「日本経済の回復」などをお墓に向って手を合わせてお願いする。 
 
鬼灯 
 
自分のことはお願いしない。 
もう、この年ではお願いするようなことが無いからだ。 
でも、果たしてお墓にお願い事をしても良いのだろうか? 
誰か知りませんか? 
 
(おまけの話) 
お墓参りに八王子まで行ったので、近くに住むY君に連絡をした。『一緒に昼食を食べないか?』 
暇人のY君は喜んで、我々との昼食に参加してくれた。 
 
コスモスとミツバチ 
 
彼は奥さんを亡くしているので、有り余る時間の消費に苦労している。・・・のではないか? 
だから、私は今までも彼の空き時間を埋める努力をしている。 
 
そこで私から提案した。 
『私が企画して実行した「ぶらり全駅下車の旅」を終えたら、色々な人からメールが来た。 
ロス在住の女房の従兄や、ワシントンDCに住むKさんもこの企画を大変に喜んでくれた。 
 
そして、数人が「どうせなら、武蔵小金井駅から反対方向の高尾駅までを歩いて欲しい」とあった。そこで、それを実行しようと思うが、一緒に歩かないか?』。 
 
トランペット・フラワー 
 
あまり色良い返事をしないY君だったが、そこを無理矢理に口説いて、同行することになった。そして近い内に出発することになった。 
 
この報告はブログで公開します。乞う、ご期待。 
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▼コメント(1)
名前:u,a.f  2010.10.14 12:24:53
こんにちわ  
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1148642271  
上記をご覧いただきベストアンサー選んで下さい。  
いろいろな考えがあるものですネ・・・。  

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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