■松茸は写真だけでなく・・・・。
秋になると我が家では、1年に1度くらいは松茸を食べる。 今は超高級品となってしまった松茸だが、私の若い頃はそれほどの物ではなかった。
京都に転勤になっていた私の姉が秋になると、毎年のように京都丹波の松茸を送ってくれた。
サラリーマンの夫を持つ姉が送ってくれたくらいだから、そんなに高かった筈がない。
頂いた松茸3本
私は松茸は土瓶蒸しにしたものが一番好きだ。
土瓶から小さな杯に汁を注ぎ、刻まれた松茸を1~2片入れる。それを心して頂く。至福の時である。
今年はまだ松茸を食べていないなーと思っていたら、女房の友人が立派な松茸を3本もくれた。
私の友人に松茸をくれるような人はいないが、女房にはいる。
松茸の土瓶蒸し
この点でもかなり差をつけられているので、私は小さくなっている。
ある日の夕食に松茸ご飯と土瓶蒸しが出て来た。
いつものことながら、松茸を食べると豊かな気持ちになる。
1年に1度くらいは贅沢をしたいものである。
出来たら、自分で買って・・・・。
(豆知識)
松茸のフライも美味しいが、それと同じとしか思えない食べ物がある。それは茄子である。
茄子の皮を剥いて、松茸状に切る。そしてフライにする。
すると味といい、食感といい、松茸のフライと殆ど変らない。
松茸のフライと一緒に皿に盛ってしまうと、違いが分る人はいない。
(おまけの話)
10月8日に伊達のグルメのXさんから携帯メールが入った。なにかと思い開いてみたら、松茸の写真を送って来たのである。
そして、次のようなメッセージがあった。
『北海道穂別の松茸です。香りがすごい!来年はこの時期まで滞在しましょう』。
噂話には聞いていたが、このメールで北海道でも本当に松茸が採れると知った。
Xさんから来た焼き松茸の写真
そこで返信をして、『北海道の松茸を送るというメールだと思った』と、少し皮肉を書いたが、まだ北海道から松茸は来ない。
Xさんには以前に伊達で、フグをご馳走になったことがある。真夏にフグを食べたのが、それが最初で最後だった。
白老沖で捕れるフグで、それが本州方面まで泳いで行くと言っていたが、それはどうも怪しいと思っている。