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[2010.11.18]
■甲府盆地の秋
友人達と山梨県甲府にゴルフに行った。 
高尾を過ぎると、中央高速道路から見える景色も秋模様となっている。久し振りの甲府盆地には、もう早い冬が来ていた。 
 
甲府盆地はぶどう狩りのシーズンも終り、そろそろ寂しくなる。ぶどう棚では、枯れかけた葉っぱが枝にしがみ付いている。 
桃畑では、桃の収穫後でも取り去らない保護用のペーパー袋が白い花が咲いたように見える。 
 
中央高速道路から 


その背景にうっすらと雪をかぶった南アルプスが見える。 
かりんも黄色の実を付けている。 
ところどころで見られる紅葉が真っ赤に燃えている。 
これから日に日に寒くなり、甲州は冬となる。 
 
今日で、甲府での今年最後のゴルフになるかもしれない。 
スコアの方は2日前の山登りの疲れと筋肉痛で、全く別人のような内容だった。 
 
桃畑の背景の南アルプス 
 
(おまけの話) 
甲州名物は色々とあるが、昔から有名なのは「ほうとう」であろう。他には「ぶどう」、「桃」、「信玄餅」などが有名である。 
 
高価なものでは「煮貝」が有名だ。海の無い土地で「あわび」が有名とは不思議だが、これには理由があるが、その話は別の機会に・・・。 
 
紅葉するぶどう畑 
 
最近はB級グルメで「鳥もつ煮」「B−1グランプリ」を受賞した。私はまだ食べたことが無いが、あまり食べたいとも思わない。 
伊達市もB−1グランプリに出場出来るような、B級グルメを開発したらどうだろうか? 
 
ところで、「ほうとう」である。 
 
白い紙の花が咲く桃の木 
 
これは簡単に言ってしまえば、「味噌煮込みうどん」である。色々な野菜が入っているが、決め手はカボチャである。 
 
うどんは細からず、太からずというもので、普通のうどんより太く、きしめんより細い。厚みもきしめんほど薄くない。 
昔はよく見掛けた「ひもかわ」よりは少し細いくらいだ。 
 
ある時、社員と甲府に出掛けた時に昼食時間となったので、私が『ほうとうでも食べようか?』と言ったら、彼は『勘弁して下さい』と言ったので驚いた。 
そして、その理由を聞いて納得した。 
 
真っ赤な紅葉のゴルフ場のカート道路 
 
社員の話、『ほうとうというのは、私が子供の頃にいつも食べさせられていた食事です。貧しい頃に食べる物が無くて、うどんに入れる具として、残り物の野菜の切れ端を一緒に煮込んで食べたのです。 
ですから、やっと豊かになれたのですから、今更ほうとうなんてお金を出して食べたくないんです』。 
 
彼は元は甲州の農家の息子だったのである。 
うーん、「人には歴史あり」だ! 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2010.11.18 16:41:01
12月末頃の気温であると放送しておりましたが、昨日の河口湖CCでは、小雪が降りました。夏のカートの風は涼しくて気持ちの良いものですが、冬のカートの風は寒くて身が凍る思いです。石川潦くんと関根勤くんがTVマッチの撮影で来た時のキャデーさんが付いて、色々と案内をしてくれました。  
ここでは潦君は、アイアン9番で150ヤードを打った事やこのグリーンで潦君が3パットした事など、やはり時の人ですね。  
因みに、私は1パットで済みましが・・・。  
日本一バンカーの多いコースですが、潦君は一度もバンカーに入れなかったそうです。  
紅葉の話をするつもりが、潦君の話となってしまいました。山の紅葉は最盛期で、富士山も15日の雨が雪となり5合目くらいまで雪景色でしや。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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