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[2010.11.10]
■ぶらり全駅下車の旅 (国分寺~西国分寺)
国分寺駅南口を出て、西に向うと下り坂になる。 
そしてまた上り坂になる。だから、この辺りは谷間なのである。 
 
坂を登り切った交差点を左に入る。 
ここから先を「お鷹の道」という。尾張徳川家の鷹狩の場だったことから、その名前が付いたそうである。 
 
真姿の池湧水群 


少し進むと「はけ」を階段を使って下る。 
下ったところに小川が流れている。 
「はけ」から湧き出た水で、そこには弁財天があり「真姿の池」という小さな池がある。 
 
この湧水は環境庁の「名水100選」に選ばれているほどの名水である。 
 
そこは鬱蒼とした林の中で、昼間でも少し薄暗い。 
そこを流れる小川の脇には農家があり、農産物を直売している。 
この辺りはまるで田舎の風景で、なんだか懐かしい気持ちになる。 
 
湧水脇の農家の直売所 
 
そこから「はけ」を登って戻り、途中で左に折れる。 
すると広い広場に出る。そこは武蔵国分寺公園で、私の高校時代は雑木林だった。 
 
有名な3億円犯人が犯行の時に使った黒いオートバイを、ペンキで白く塗って隠しておいた場所がここである。 
その当時は藪に埋もれていた場所だが、今では明るい公園となっている。 
 
3億円犯人が白ペンキを塗った場所 
 
公園を抜けると向い側にマンション群が現れる。 
ここは以前は鉄道研究所で、新幹線の研究もしていたが、今は他の場所に移ってしまっている。 
 
そのマンション群を抜けて、鎌倉街道を横切ると、そこは西国分寺駅であった。 
 
鎌倉街道 
 
(おまけの話) 
西国分寺に行くまでに、4つの都立公園の前を通った。 
その公園を見て、Y君は『多摩格差があるなー』と言う。 
なんのことかと思ったら、彼の住む豊田にはそんな公園は無いと言う。 
 
そして、『中央線に乗って、都心から豊田の自宅に戻る時に感じるが、立川駅を過ぎると全く美人が居なくなる。みんな立川までに降りてしまう。これは明らかに多摩格差だ。』と、言う。 
 
国分寺南口 
 
以前は23区以外の市町村は「都下」という言い方をしていた。その頃は23区と比べると、かなりの格差があった。 
 
今ではもう解消されたと私は思っていたが、Y君の話では、『依然として、多摩格差は存在する』、ということであった。 
多摩格差は、以前の23区から立川以西になったようだ。 
 
私はY君に言った。『石原都知事に直訴したらー』、と。 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2010.11.10 11:24:29
中央線の高架化への工事が、6日深夜から7日早朝に電車を停めて完了しました。  
その後、信号トラブルや切り替えポイントの誤り等で近日中央線の遅れが頻発しております。私が都内へ出かける時には、到着時間に30分の余裕をみて乗車するので、時折待ち合わせに早すぎる時もあります。  
美人格差は、70歳も近くなりますと怒りも覚えませんが、公園やインフラ、道路行政の格差解消の遅々として進まない事には腹立ちますね。2日連続で「高尾山」「陣馬山」「景信山」と制覇出来たのは、三多摩には山が近くにあることのメリットでもあります。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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