■ぶらり全駅下車の旅 (国立~立川)
国立という地名は、「国分寺」と「立川」の間にあるので、両方から一字ずつ取って「国立」となったのである。 国立駅南口を出て、正面に進む道は大学通りである。
広い車道の両側に桜並木があり、その両脇に歩道がある。
戦後すぐに、こんな広い道を作った人は偉い。
今の時代の到来が分かっていたのだろうか?
大学通りの歩道
大学通りを進むと、200メートルくらいで両側に一ツ橋大学が現れる。丁度、学園祭をやっているらしいので、中に入る。
派手な看板が並べられているが、昔とは大違いで柔らかい。
私の学生時代は、美術の時間によくここへ写生に来た。
また、一ツ橋大学の入学試験会場として、私の母校が教室を貸していた。
一ツ橋大学・学園祭看板
そんな深い関係があるのに、入試の時は一切、おまけは無かった。
おまけは無くても、私の同級生のO君は合格した。
静かな大学構内を西に進む。
すると小さな門があるので、そこから外へ出た。
この大学の南側に山口百恵が住んでいる。
私の地元の友人が水道工事をやったので、間違いない。
その道を北に進むと富士見通りに出る。
その道を左折して進む。
富士見通り
突き当りを右に曲がり、その先を左折し、また右折しとジグザグに進むと少し広い道に出る。
そこを西に進むと、南武線の踏切を渡って立川駅南口に出た。
立川駅南口
(おまけの話)
国立という町は私が中学・高校時代の6年間を通った町である。
私の通っていた学校は、戦前は海軍士官学校だったので、その頃でも、まだ当時の校風が残っていた。
だから、先生が生徒を殴るなんていうのは当たり前で、今の親達のように、学校にクレームを付ける親はいなかった。
国立駅前ロータリー
冬期の体操の時間は縄跳びが必須で、自分達で手作りで縄を作り、休み時間はそれで練習していた。
そして、体育の時間にテストを受けて、ランク付けがされた。
ボクシングの選手が縄跳びをしている画像を見るが、あんなのは序の口で、連続3回転、バック3回転、交差3回転、そしてそれらを組み合わせた技などを習得しようと努力した。
その頃に体操部で、今は介護施設を運営しているT君は上手だったなー。