■大学の公開講座
私のブログによく登場する東京工芸大学の公開講座を受講した。 一般人を対象とした講座であり、嬉しいことに無料である。その目的は「開かれた大学」を目指している姿勢の表れか?
公開講座ポスター
10月23日から11月27日までの土曜日に4回開催される。その案内を見付けた時は、既に申し込み期日を過ぎていた。そこで、事務局にメールで問い合わせた。
『期日を過ぎてしまっていますが、空きがあったら受講したい』。するとすぐに返信が来て、OKとなった。
公開講座受講票
第一回目は「孤独な時代と仏教」である。
私は仏像彫刻をしているし、孤独(?)なので丁度良い話題だ。
2回目は「鉄腕アトムが飛ぶまで」、3回目は「デジタル映像マジック」、そして最終回が11月27日で「美術品になった写真の楽しみ方」である。
東京工芸大学情報館
早目に大学に行ったら、気の早いジジババが大勢来ていた。
そこで2階のギャラリーで開催中の写真展「One Birr の勲章」を見る。人物だけの写真展だが、なかなか良い。
1時30分丁度に公開講座は始まった。
受講者は老若男女様々で、150席が満席である。
私より1歳若いK教授が講義をする。
授業を受けるのは、大学卒業以来、46年ぶりである。
2階のギャラリー
講義は仏教の話からアチコチと脇道へ逸れ、かなり面白い。そのせいで、用意した資料の最後の方は時間不足で駆け足だった。
受講者はみんな満足そうに帰って行った。
これが無料とは、誠に申し訳ない気持ちになった。
(おまけの話)
公開講座から戻ったら、PIXTAから嬉しいメールが届いていた。
『デジタル素材の販売サイト「PIXTA」からのお知らせです。
あなたのアップロードした作品「素材No : 1761106」を**様が購入し、510ポイントが加算されましたので、お知らせします。』とあった。
それは何かと言うと、自分の撮った写真をPIXTAという会社を通じて、インターネットで一般に販売するシステムなのである。
鮭の定置網漁 (売れた写真ではない)
今回の510ポイントというのは、「510円」である。
私が1ヶ月くらい前に登録した「内浦湾の鮭の定置網漁」の写真が売れたのである。
これは簡単なことではなく、先ずPIXTAの審査に合格しないと登録は出来ないし、登録できても売れるかどうかは分からない。
これからは私もO君のように「プロカメラマン」と名乗ろうと思うが、O君に怒られるかな?