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[2010.12.22]
■ぶらり全駅下車の旅 (八王子~西八王子)
八王子駅はかなりの都会だ。 
JR中央線、八高線、横浜線が発着している。 
京王線は乗り入れていないで、そこから5分くらいの場所にある。 
 
その理由は分からないが、いまどきでは珍しく乗客には不便なことになっている。 
きっと、昔のことであるが、国鉄時代に私鉄とは仲が悪かったんだろうと想像する。 
 
甲州街道沿いの長ーい商店街 


駅の北口を出て、北に進むと甲州街道に出る。 
Y君が住吉神社にお参りしたいと言うので、街道沿いの神社に立寄ったが、これがこの辺りにしては境内が狭過ぎる。 
 
両隣りにマンションが迫っているので、薄暗い。 
訳は知らないが、八王子辺りなら敷地が広くて当たり前である。もしかして、いつの時代かの宮司が敷地を売ってしまったか? 
 
今では珍しい桶屋 
 
甲州街道を西に進む。 
両側には商店街のアーケードが続いている。 
昔のことであるが、地元の人が、『この商店街の長さは東洋一だー!』と自慢していたのを思い出した。 
 
ところが、今ではシャッター通りとなっている。 
商店街に出店していた伊勢丹、大丸、西武デパートは、とっくに撤退してしまった。 
今では駅ビルにそごうデパートが残るのみである。 
 
そんな寂しい商店街の中ほどに、歌手のユーミンの実家である古ぼけた呉服屋がある。 
 
ユーミンの実家の呉服屋 
 
八王子は絹織物の町だったので、この店も昔はずいぶんと儲かったんじゃないかと思う。 
 
更に進むと、甲州街道は追分で二股に分かれる。 
ここで左の方の道を選んで進むと、もう西八王子駅はすぐである。 
 
追分交差点 
 
(おまけの話) 
私のオヤジは八王子の出身である。 
12人兄弟姉妹の5番目で、家は機屋を経営していた。 
「機屋」と聞いて、それが分かる人は高齢者だろうと思う。 
これは織物工場のことで、昔はかなり羽振りが良かった。 
 
今でも本家が駅の傍にあり、工場跡地は商業ビルとなっている。 
 
銘菓「八王子千人町」 
 
織物工場は時代に取り残されて、今では倒産したり、廃業したりして、兄弟で誰も機屋はやっていない。 
 
私のオヤジは変り者だったらしく、戦前のことであるが、親からお金を出してもらい、移民ではなく、写真の勉強にブラジルに渡った。 
現地で一時的に成功したこともあったらしいが、最後は無一文となって日本に戻った。 
 
この話は長いので、別の機会に・・・。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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