■思いもかけず・・・
暮が近付くと、宅急便が忙しそうに走り回っているのを見掛ける。でも、引退した私には関係ない風景だと思っていた。 ところが今年は少し事情が違った。
1昨年の夏に伊達市で知り合った名古屋のYさんが、高価な素晴らしい香水のプレゼントを送ってくれた。
ANTICA FARMACISTA (名古屋のYさんから)
その後には、例年のように姉からは高山のリンゴ、妹からは名店の「胡麻豆腐」が送られて来た。
これは親戚付き合いの義務みたいなものだ。
その後に、女房宛てに友人から綺麗なポインセチアの花が送られて来た。
ポインセチアの鉢植え
その後にまた名古屋のYさんが「キウイのたまご」というものを送ってくれた。
キウイという果物は女房は全く食べられない。
フルーツパフェなんかに少しでも入っていると、吐いてしまう。 それほど彼女には合わない果物なのである。
こういう時は困る。でも、「また」ということもあるので、お礼のメールに素直に事情を書いておいた。
もしかして失礼なことかもしれないなー。
どうでなんですかー?、 小笠原流礼法の先生!
北海の幸(伊達の長老のKさんから)
そして、最後に真打ちが登場した。
伊達市の長老のKさんが、北海の幸の詰め合わせを送ってくれた。毛ガニ2匹、エゾアワビ5個、タラコ1箱である。
これには驚いた。『こんな豪華な物を頂くようなことをしたかなー?』と、悩んでしまう。
これで終りかと思ったら、最後の最後に豪華版が伊達から届いた。オオヤミートの高級すき焼き肉を、私が「強運の人」と言っているKさんが送ってくれたのである。
オオヤミートの高級すき焼き肉(伊達のKさんから)
豪華過ぎる贈り物は、お返しにも困る。
それにしてもこの不況の中で、今年の我が家はどうしたんだろう?
(おまけの話)
電車で出掛けると、私にはささやかな楽しみがある。
それは駅前で配られる小さなティッシュペーパーである。
「もらえるものは何でも嬉しい」というのとはチョット違う。
何故なんだろうと考えた。
その理由のひとつに、我が家には専用のティッシュ箱があるからかもしれない。
小型ティッシュ箱
それはテーブルの上に置かれている。
女房が趣味のカルトナージュで作った小箱である。
その箱の中にティッシュペーパーが一杯入っていると、なぜか安心する。だから、少し減ると貰いたくなる。
暫く出掛けなかったら、もらったティッシュが欠乏した。
そんな私を横目で見ていた女房が、お店で大量に買って来てしまった。
これで、暫くは駅前でもらう楽しみがなくなってしまった。