伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:1] [昨日:1] [771] rss feed
[2010.11.19]
■イマダ モッケイ タリエズ
このところ東京も寒い日が続き、冬の到来を思わせる。 
伊達市の大工のKさんからプレゼントで頂いていたコーヒー豆が残り少なくなって来たので、小平まで買いに行った。 
 
途中で小金井公園を通るので、写真を撮ることにした。 
公園はもうすっかり冬景色で、落ち葉が地面に一杯に広がり、茶色の絨毯を敷いたようだ。 
 
東京江戸建物園を遠くに見る 


公園の係員が冬支度の為か、落ち葉をブロワーで集めている。その向こうではオババが写生をしている。 
ジョギングをしている人、のんびりと散歩をしている人、太極拳をしている人など、全く平和な風景である。 
 
今朝のニュースで作詞家の星野哲郎さんが亡くなったと知った。 
 
ブロアーで落ち葉を掃き集める 
 
85歳だったそうだが、2~3年前までは、この小金井公園で早朝の散歩の際に、捨てられた空き缶を拾うのが日課だった。 
そして、その拾った数の記録を自慢していたものだった。 
 
10年ほど前までは一緒にゴルフをした仲であるが、なんとも味のある人で、偉そうにもせず、私の好きな人だったので残念である。 
 
テレビの芸能ニュースを見ると、懐かしい人達が次々と亡くなっている。 
みんな私が名前も、歌も、出演作も知っている人達である。 
 
しがみ付いている桜の葉 
 
その一方で、結婚したり出産したりする人がいる。 
その人達のことは名前はおろか、歌も全く知らない。 
 
私もそんな年長組の列に順番に並んでいて、後ろから押し出される日も近いかと思うと、少し焦る。 
 
公園の蒸気機関車を遠くに見る 
 
(おまけの話) 
小平のコーヒー豆店に行ったら、オヤジがいきなり、『橋本さん、白鳳が負けたね』と言った。 
 
私としては、「勝ち続けて欲しい気持ちと、双葉山の記録を抜いて欲しくない」という気持ちの中で揺れていた。 
どちらが良かったかは、よく分からない。 
 
コーヒー豆店のテーブルの上にスポーツ新聞が置いてあり、その見出しに、「イマダ モッケイ タリエズ」とあった。 
興味があったので、読んでみた。 
 
小平のコーヒー豆店「S&C」 
 
それは安芸ノ海に70連勝を阻止された双葉山が友人に送った電報文である。 
その意味は、「闘鶏では本当に強い鶏は、木彫りの鶏のように動かず、凛としている」ことを指すそうだ。 
 
昔の相撲とりは、外国人だらけの今と違って、教養があったなー。 
そこへいくと、私なんかは普通のニワトリのように、いつもバタバタしているだけである。 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2010.11.19 09:47:35
鶏口となるも牛後となるべからず。劣等生の小生としては、せめて鶏の口先であることを目指して生きてきましたが、目先の獲物だけを探しておりました。こじんまりとした人生に少しの反省と後悔を心に秘めていよいよ70歳の大台を目前としております。  
取り返しのつかない人生の最終章をどうやって過ごしてゆくべきかを模索しております。  
「鶏」という言葉を目にして、フッと場違いな思いを記してしまいました。 

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
URL:
*コメント:
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
ブログ検索
最近のスナップから
2月の山中湖 
 
丸ビル方面の夜景 
 
ラーちゃん