■ゲームセンター
テレビのニュースを見ていたら、『若者の専売特許と思っていたゲームセンターに、最近はシニアのお客が増えている』と放送していた。 そして、ゲーム機メーカーの人が、『これからはシニア層が重要なお客さんとなる』と言っていた。
『本当かな?、あんなに騒音がうるさい場所に年寄りが行くかなー?』というのが、私がすぐに思ったことだった。
そのニュースを見ていた女房が、『私も行ってみたい』と言ったので驚いた。
ショッピング・モール
そこで、話のタネにと思い行ってみた。
場所はニュースでやっていた我が家から30分ほど離れたショッピング・センターの中にあるゲームセンターである。
ショッピング・モールは平日だというのに、若い人達で溢れている。商業施設でこんなに人を見たのは久し振りである。
ゲームセンター入口
2階にあるゲームセンターは想像通り騒音が凄い。
でもテレビニュースとは大違いで人気もまばらで、シニアは3人しかいない。
6人が同時に座れるテレビで放映していたメダルゲーム機の前に座る。
メダルゲーム(ジャックポット)
2人で1000円ずつメダルを買って、なんだかよく分からないままにゲームに入る。
そして、なんだか分からない内に終る。
私にとっても初めての経験だったが、面白くないことはない。
でも、テレビニュースにあったように、「シニアが大勢来ていて、ゲームを楽しんでいる」というのは、ちょっとオーバーだと思う。私はこの場所は好きになれそうにない。
ゲームセンター内部
(おまけの話)
かなり昔の話だが、我々夫婦と姉とオフクロというメンバーで金沢にカニを食べに行ったことがある。
その時に、パチンコ屋の前を通ったら、みんなが『パチンコをしてみたい。』と言う。
どうせ無駄金になるとは思ったが、経験の為に店に入った。3人に500円ずつを渡し、『これが終ったら帰ります』と伝えておいた。
レストラン街の食品サンプル
女房は椅子に座り、パチンコ台に付いているお金の投入口に500円玉を入れた。
そうしたら、なんとパチンコ玉が隣の席の受け皿に出てしまった。幸いにその席にはお客がいなかったので、こと無きを得た。
ところが世の中は可笑しいものである。
隣の席に移ったお陰で、そこですぐに数字が揃って大当たりが出てしまった。
あれ以来、私も女房もパチンコはしていない。