■559メートル
昨年の暮からY君と、『新年になったら、東京スカイツリーの撮影に行こう』と約束していたのだが、Y君は不摂生のせいで、正月からズーと体調が悪くて寝たり起きたりである。 いつまでも待っていられないので、1月20日に1人で出掛けた。
この日に決めたのは、その日に女房の友人達が家に遊びに来ると聞いたので、私は気を使って家を空けたという事情もある。
浅草寺から見るスカイツリー
総武線の浅草橋から地下鉄で浅草に出る。
浅草寺は長い間修理をしていたが、やっと修理も終り美しい大屋根が現れたので、いつもより丁寧にお参りをする。
吾妻橋から見る
仲見世通りを抜けて吾妻橋に出る。
今回は浅草方面から重点的に東京スカイツリーを撮影する。
隅田川沿いの遊歩道を撮影しながら歩いて行く。
ビルのガラスに映るスカイツリーが美しい。
隅田川を言問橋で渡り、業平まで歩いて行く。
東京スカイツリーまで1キロを切ると、もう塔の頂上を見るにはかなり見上げないと見えない。
ビルのガラスに映るスカイツリー
東京スカイツリーの足元まで来たら、もう余程、体を反り返さないと見えない。
イナバウアーをするのは、もう私には無理だ。
仕方ないので、車のガラスに映ったスカイツリーを見る。
今日の時点でまだ559メートルなのであるから、完成時の634メートルになったら、体の硬い私はもうゴザを敷いて仰向けに寝ないと見えないかもしれない。
言問橋近くから見る
(おまけの話)
相変わらずスカイツリーには見物客が絶えない。
大勢の人が川を挟んで工事中のスカイツリーを見ている。
ここ以外に、工事現場に観光客が来る場所なんてあるかなー?
最近になってそんな観光客を相手に、お土産屋とカフェが出来た。
若いねーちゃん2人が私に声を掛けて来た。
何事かと思ったら、『近くの八百屋です。』と言って、篭に入れたミカンを売りに来たのには驚いた。
車のガラスに映るスカイツリー(559メートル)
これだけ大勢の見物客が来るのだから、この町は経済的にかなり潤うのではないかと言われているが、私はそうは思わない。
完成の暁には東京スカイツリーには大きな商業施設が出来るので、誰もタワーの外には出ないだろう。
工事中の迷惑だけ受けて、利益はアチラに行ってしまうだろうと思う。