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[2011.02.25]
■引越し前の墓参り
引越しの前に両親のお墓参りに行こうと思い立った。 
中央区に引越すと、今までのようにはお墓参りに来られない。 
そこで2月16日に、女房と一緒に八王子のお寺に行った。 
 
小高い丘の上のお寺は日当たりが良く、とても暖かい。 
久し振りに行ったお寺は工事が完了していて、真新しくなっていた。 
 
墓の数も増えていたので、どうやら住職は墓の分譲で儲けてリフォームをしたらしい。 
 
両親のお墓のある「西笑院」 


このお寺は橋本一族が古くからの檀家になっていて、檀家総代もしていた。 
ところが橋本家が時代と共に落ち目となり、今は谷合家が幅を利かせているように見える。 
 
この寺の住職も60歳を過ぎたと思う。 
私のオヤジの葬儀の時は、その住職はお経をあげている最中に貧血で倒れてしまった。 
まだ20代の若さで、修行が足りなかったのである。 
 
 
私のオフクロの葬儀の時は、葬儀場に来る途中で交通事故を起こし、急きょ代理の坊さんが来て、結局本人は来なかった。 
そんな事情があったので、私はこの坊主をあまり信用していない。 
 
そもそも寺だというのに、本殿はいつも閉まっていて拝観が出来ないし、賽銭箱も置いていない。 
 
扉の閉まっている本殿には賽銭箱も無い 
 
自宅が兼用となっていて、住職はマイホームパパなのか、檀家さえも建物に入れないのである。なんか変である。 
 
仕方ないので、勝手に墓参りをする。 
墓石を掃除して、線香と花を供える。 
そして、私達が勝どきに引越す報告をする。 
 
そんな頼りにならないお寺なので、私がお墓に向って『元気でいてね』と言ったら、女房に怒られた。『安らかにお眠り下さいでしょ!』、と・・・。 
 
 
(おまけの話) 
2月16日のブログ「骨董品のような思い出」の話である。 
 
この話をアップしてすぐに、ロサンゼルスに住むO君からメールが入った。『今回の小金井通信で石原裕次郎のデビューの年は1956年で、昭和56年ではありません。』と、書いてあった。 
 
確かにその通りで、私が昭和と西暦を間違えたのだった。 
すぐに訂正したから、訂正前に読んだ人は21人だけだった。 
その21人の中にHさんがいて、同じような指摘をしてきた。 
 
上から見たお墓 
 
私はすぐに訂正したのでタイミングが合ってしまい、Hさんがもう1度読み直した時には既に私は訂正していた。 
 
そして、もう一度メールが来た。『ご免なさい。先ほどのメールの件、私の読み間違いでした。眼が悪くなったのと、思い込みが激しくなったのと両方でした。』とあった。 
 
多分、Hさんは何が何だか分からず、狐につままれたような気分になっているに違いない。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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