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[2011.03.03]
■嫌味な一言 
小金井に住んで57年くらいになる。 
だから私は殆ど土着民である。 
私は世田谷の生まれだが、2歳の頃に小金井に越して来た。その頃の人口は1万人くらいだったらしい。 
 
1958年に町から市に昇格した。 
私は市制施行のお祝いの提灯行列に参加した覚えがある。その時の人口は4万人だった。 
 
隣で急ピッチで建設が進む建売住宅 


その後、都心への通勤に便利な場所ということもあって、目覚ましい発展をして来た。 
そして、いまや人口は11万人を越えた。 
私は43年前に結婚と同時に分家をして、現在の場所に越して来た。 
 
そしてご近所に挨拶に出向いた。 
その時のことである。 
 
庭のフキノトウも春を知らせている。 
 
Xさん宅に挨拶に行ったら、話の最後に、『その幸せを失わないようにね』と言われた。 
その時は、随分と嫌なことを言うババアだなーと思った。 
 
それから長い歴史があったが、あまり深いお付き合いはしなかった。 
 
先日、駐車場でゴミの仕分けをしていたら、Xさん宅の前に車が停まっていて、Xさんの息子夫婦が道に出て車の人に対して『今日は大変にありがとうございました』と言っているのが聞こえた。 
 
小金井公園の梅も満開・・・。 
 
みんなが黒尽くめの服装をしていることから判断して、葬儀の帰りらしい。あのオババが亡くなったのではないかと思う。 
暫く前に息子の嫁さんが、『義母は入院しています』と言っていたので、そうらしい。 
 
あの嫌味を言ったオババもお迎えが来たようだが、幸いにも私達は「その幸せを失わない」で、ここまで来られた。 
オババの嫌味に負けないようにと、頑張ったのが良かったのかもしれないなー。 合掌。 
 
ぬくぬくと日向ぼっこのラーちゃん 
 
(おまけの話) 
小金井警察からメールが入った。 
『現在、小金井市内の複数のお宅に、息子を名乗る者から「電車で鞄をなくした。携帯電話や小切手が入っていた。 
 
駅から見つかった電話はない?」と電話が入り、更に「鞄に入っていた小切手を今日中に払わないといけない。1,300万円用意して欲しい。」というウソの電話が入っています。 
 
振り込め詐欺犯にもいずれバチが当る。 
(ハワイの和尚の絵説法) 
 
 
その翌日に警察官が我が家を訪問した。 
『あの警告メールの1300万円を支払ってしまったお婆さんが、小金井市内にいます。これは振り込め詐欺ですから、十分に気を付けて下さい。』というお知らせであった。 
 
振り込め詐欺は息子を名乗るが、娘を名乗る犯人はいないようだ。 
我が家は娘しかいないので、狙われないのだろうか? 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2011.03.03 12:44:31
<Xさん宅に挨拶に行ったら、話の最後に、『その幸せを失わないようにね』と言われた。>との表現があるが、話し言葉と文字表現の難しさを感じる。  
その幸せを・・・を読んだときに、私には「嫌味」には読めないのであるが、話し言葉でこれを聞いた橋本君には言葉のイントネーション等から「嫌味」に聞こえたのらしい。  
この逆もありそうである。  
文字表現では、「嫌味」を言ったつもりもないのに、受けた側では、「嫌味」と受け取るかもしれない。顔を見ながら話さないととんだ誤解を招きそうである。  
メールを使う人は、お互いに注意しよう。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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