■伊達、名古屋、沖縄、ロスから
今回の東北関東大震災で、全国的にはどうなっているのかと思い、色々な場所に住む人達に連絡して聞いてみた。 北海道伊達市のIさんからは、『コープさっぽろに行きました。米がほとんど店頭から無くなっていまして、ゆめピリカの2kgの無洗米1個だけがかろうじて残っていました。無いとなると思わず買ってしまうものですね。翌日またコープさっぽろを見てきましたが、お米はたくさん並んでいました。』
雨の汐どめビル群
名古屋のYさんからは、『こちらは地震の影響はほとんどありませんでしたが、過剰な報道に買い占める人が沢山いるようで、日に日に、スーパーやドラッグストアの棚からはインスタントラーメン、缶詰、レトルト食品、トイレットペーパー、ティッシュなどはなくなっています。』
ビルの上から顔を出した東京スカイツリー頂上部
沖縄のFさんは、『沖縄では津波が60センチほど観測されたようですが、直接的な被害は出ていません。
ただ、ガソリンの価格は少し上昇し、観光客が減ったと報道されています。特に修学旅行や団体旅行のキャンセルが多く、観光業界では悲鳴を上げているそうです。』
ロサンゼルスのIさんからは、『NBC、 BBC、CNNなどのニュースで日本の惨状を釘づけ状態で見入っています。こちらでは募金運動が猛烈に始まりました。色々な団体が活発に動いています。
我が家は加湿器もエコで(電気は使わない)
街に出ると知らない人からも、私が日本人と分かれば、同情や励ましの声がか掛って来ます。昨晩は30分間、日本の為に祈る集会があり行ってきました。』
世界中が日本を心配してくれている。
また、日本国の為に原発事故対応に頑張ってくれている東京消防庁のハイパーレスキュー隊員や、多くの関係者に感謝したい。
雨の清澄通り
(おまけの話)
こちらに引越してから住所変更の手続きが色々とあり、小金井市役所や銀行の小金井支店に行かねばならなくなった。
ここからは大江戸線で新宿に出て、中央線に乗り換えて、約1時間の距離であるが、かなり遠くに感じる。
引越して、数日ですっかり東京人になってしまったようだ。
解体されて行く小金井の元自宅
小金井で用事を済ませた後に、元の家を見に行った。
表からはなにも変化が無いように見えた。
ところが、玄関から中を覗くと、壁が剥がされて、見るも無残な様子であった。
40年以上も住んだ家が、こんな風に解体されて行くのかと思うと、なんだか寂しくなった。見に行かなければ良かった。